第73回自衛隊員倫理審査会議事録

1 日時

平成29年6月28日(水)15時30分~16時10分

2 場所

防衛省A棟11階 第1省議室

3 出席者

(委員) 大森会長、髙木委員、友常委員、廣瀬委員
(防衛省) 宮原服務管理官

4 議事

(1)開会の辞

◯ 大森会長
 大森会長 只今より「第73回自衛隊員倫理審査会」を開催させていただきます。
 各委員におかれましては、ご多忙中のところご参集いただき、誠にありがとうございます。

(2)第72回自衛隊員倫理審査会議事録について

◯ 大森会長
 それでは、本日の議題に入ります。
 議題の1番目は、前回の審査会の議事録のご承認をいただくことです。
 お手元の資料2「第72回倫理審査会議事録」について、案はあらかじめお配りしてありますので、ご質問又はご意見がありましたらお願いします。

◯ 委員
 意見なし。

◯ 大森会長
 それでは、議事録につきましては、特段のご意見もないようなので、承認につきましては、他の議題についての議論を終えた後で、一括して行いたいと思います。

(3)平成28年株取引等報告書、平成28年所得等報告書及び平成28年度第4四半期贈与等報告書について

◯ 大森会長
 議題の2番目は、「平成28年株取引等報告書及び所得等報告書」及び「平成28年度第4四半期贈与等報告書」の審査についてです。
 「平成28年株取引等報告書及び所得等報告書」につきましては、自衛隊員倫理法第7条及び第8条の規定に基づいて、審議官級以上の隊員から提出された、それぞれの報告書について、当審査会が審査を行うものです。
 また、「平成28年度第4四半期贈与等報告書」につきましては、倫理法第6条の規定に基づいて、5千円を超える贈与等を受けた部員級以上の隊員が提出をした贈与等報告書について、当審査会が審査を行うものです。
 それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 それでは、まず、資料3の平成28年株取引等報告書をまとめた資料につきましてご説明させていただきます。
 今、会長からご説明がありましたとおり、株取引の報告につきましては、倫理法第7条の規定に基づきまして、公務員倫理に反するような株取引等を抑止することと、贈与等報告では明らかにならない部分を補うことによって、贈与等報告の制度を補完するものでございます。
 対象となっておりますのは審議官級以上の隊員でございまして、その中で株券等の取得又は譲渡、要は株を動かした人についての報告でございますので、今回、該当者が3名。いずれも防衛装備庁の隊員でございますが、そこに出ております株の会社ですけれども、確認したところ、いずれも、この報告者とは利害関係のない会社の株でございました。したがいまして、倫理規程では、利害関係者から未公開株式を譲り受けてはならないという規定がございますけれども、利害関係がある会社はありませんので、倫理規程にあたるような株取引はなかったということになります。 以上が株取引等報告書でございます。

 続きまして、資料4、所得等報告書についてご説明させていただきます。
 こちらは、倫理法第8条の規定に基づくものでございまして、株取引等報告書と同じく贈与等報告を補完するものでございます。
 対象となっておりますのは、審議官級以上の隊員の中でも1年間を通じてずっと審議官級以上であった者が対象となっておりますので、平成28年分については、総数で119名対象者がおります。
 119名のうち、この表にまとめておりますのは33名でございまして、残りの86名につきましては、国からの給与所得しかないということで、この総括表への記載を省略させていただいております。
 国からの給与所得以外の所得のある方33名を表にしております。
 ご覧いただきますと、不動産所得がある者が15名ほどいらっしゃいます。給与所得で、国以外からの給与所得がある人が1名。これにつきましては、許可を得て行っている兼業先からの給与であるということでございます。それから、雑所得の報告がある方が人数としては多くございます。これが20名。この報告の内容のほとんどは、これまで贈与等報告がなされている著述ですとか、講演の報酬等になっております。贈与等報告がなされているものについては、これとの照合・確認を実施しております。
 なお、この中の15番の方につきましては、後程ご説明しますけれども、この所得等報告の準備のための確認作業を行う中で、自分がもらっていた講演の報酬について贈与等報告を提出するのを忘れていたのを気づいて、今回、贈与等報告書を提出しております。
 それから、一時所得については1名。2ページ目をご覧いただきますと、長期譲渡所得が1名、それから、上場株式等の配当所得がある方が1名いらっしゃいます。
 所得等報告書の説明は、以上です。

 続きまして、資料の5でございます。平成28年度第4四半期の贈与等報告書をまとめた総括表でございます。
 まず1枚目の表の黄色のところ、この第4四半期の報告件数は、総数で215件でございます。
 前年度の同期との比較で見ますと、「物品等の贈与」が増えております。それから、「著述による印税」、「講演等による謝礼」、これが増えておりまして、他方で「著述に対する謝礼」が減少しております。
 一枚おめくりいただきますと、機関別の基因別件数で、今回の特徴としましては、黄色い帯のところですけれども、通常であれば、人数が多い陸上自衛隊からの報告件数が一番多いことが多いのですけれども、今回は、防衛研究所の47件というのが、機関別では最も多い件数になっております。
 次のページから、個別に説明します。
 まず、1ページ目は「物品等の贈与」でございます。
 このページには8件が掲げてありますけれども、物品等の贈与は、全部で23件報告がきておりまして、残り15件につきましては、立食パーティーの際の記念品としてもらったもので、その立食パーティーと併せて最後にご説明をさせていただきます。
 1番から4番につきましては、利害関係のない事業者等からの儀礼的な目的での物品の贈与です。
 それから、5番から8番につきましては、訓練中の部隊への激励品を、部隊を代表して部隊長が報告してきているものでございます。基本的には、飲み物・食べ物の消耗品でございますけれども、一番下の8番につきましては、陶器ということでございまして、この陶器につきましては、1個200円程度の小さなものだということでございます。
 一枚おめくりいただき、続きまして「供応接待」でございます。
 供応接待の9番から15番は同じ立食パーティーでございまして、立食形式の賀詞交換会であります。9番から14番につきましては、「利害関係あり」となっておりますけれども、これは、主催している団体と防衛省の間に、技術資料の作成といった契約関係がございまして、その契約に関わった人については「利害関係あり」となっております。
 このパーティーの趣旨でございますが、新年の賀詞交換という儀礼的な目的でありまして、参加者は2,200名。防衛省と契約関係のある企業も含まれておりますけれども、全体としては多様な構成です。費用は一人あたり6,700円になりますけれども、出席者全員が無料で、公務として出席しているということでございます。
 一枚おめくりいただきますと、16番から23番までが同じ立食パーティーでございまして、立食形式の賀詞交換会であります。
 「利害関係あり」につきましては、さきほどと同じで、主催団体との間に技術資料の作成に係る契約関係があるということで、その契約に関与した人については「利害関係あり」となっています。
 このパーティーの趣旨は、さきほどと同様に、新年の賀詞交換という儀礼的なものでありまして、参加者は670名。さきほどと同様に、防衛省と契約関係のある企業が含まれておりますけれども、全体としては多様な構成となっております。費用が一人あたり7,645円で、出席者全員が無料だそうです。公務として出席しております。
 一枚おめくりいただきますと、24番から26番。これは、この会社の創業100周年を記念する祝賀会で立食形式のパーティーでございます。参加者が防衛省から3名、うち1名につきましては、その会社と防衛省との契約の要求元の部署にいるということであり、「利害関係あり」となっております。
 この3件につきましては、趣旨は企業の創業100周年という儀礼的なものでございまして、参加者は530名で、構成としては多様な構成。費用12,000円については、出席者全員が無料であって、公務で出席しているということでございます。
 その下の27番から29番までにつきましては、外国政府関係者との会食でございまして、一番下の30番につきましては、講演後の意見交換会においての飲食物の提供となっております。
 31番からは「著述に対する謝礼」でございます。
 今回、「著述に対する謝礼」につきましては、いずれも利害関係のない者からの謝礼となっております。
 31番から63番までは、部内の私的サークルの機関誌への著述の謝礼でございます。63番、9ページ目までです。
 それから、10ページにはいりますと、64番から財団法人・社団法人が発行する書籍への著述の謝礼でございます。これが73番までです。
 それから、74番からが新聞社が発行する新聞等への著述の謝礼でございます。これが81番までです。
 82番からが、出版社等が発行する書籍への著述の謝礼でございます。これが88番までです。
 それから、89番から91番までが、その他の団体が発行する電子書籍への著述の謝礼でございます。
 続きまして、14ページでございますが、92番から次のページの103番までは、「著述による印税」でございまして、いずれも、利害関係のない者から受領したものございます。
 16ページからが「講演等に対する謝礼」でございます。
 今回、「利害関係あり」の者について、はじめに集めて記載しております。
 104番から114番までが、利害関係がある企業等からの講演等に対する謝礼でございまして、報告してきているのが、自衛隊中央病院の医官とか防衛医科大学校の教授、学校長でございます。自衛隊中央病院の医官ですとか、防衛医科大学校の教授につきましては、診療科ごとに薬剤ですとか医療機器の調達について、意見を述べることができる権限があるということで、「利害関係あり」としてございます。また、防衛医科大学校の学校長は、防衛医科大学校が要求元になったりと契約主体となるような会社との関係では、すべて「利害関係あり」としております。「利害関係あり」が11件ございますが、いずれも事前に倫理管理官等の承認を得ており、金額も承認基準1時間あたり20,000円以内の基準の範囲内でございます。
 続きまして、115番からが財団法人・社団法人からの依頼による講演に対する謝礼でございます。126番までです。
 127番は、公的機関からの依頼による講演です。
 128番からが、独立行政法人からの依頼による講演でございます。これはすべて利害関係なしでございまして、独立行政法人が134番まででございまして、135番からが、大学、学校法人からの依頼による講演でございます。これが、144番までです。
 145番からが、利害関係のない企業からの依頼による講演でございます。165番までです。
 続きまして、23ページ、166番からが、シンクタンク、医療機関等その他の団体からの依頼による講演で、178番までです。
 それから、25ページ、179番から182番までが「テレビ出演等に対する謝礼」でございます。
 
 次の26ページに、報告の遅延が3件まとめてあります。
 3件のうち、1番目が、さきほど、所得等報告のところで申し上げました、所得等報告提出の確認作業をする中で、提出漏れに気づいたというものでございまして、本来であれば、贈与等を受けたのが28年4月ですので、昨年の第1四半期分として、昨年の7月に提出する必要があったものでございます。
 本人は、4月1日付で人事異動をしていまして、東京から北海道に異動しまして、そういう人事異動とか転居がある中で、贈与等報告の提出を失念してしまったものであります。
 2番目は、講演等に対する謝礼に関するものですけれども、第2四半期分として、本来、昨年10月に提出する必要があったものでございます。
 この報告をしている者につきましては、講演で報酬を受けたのが、これが初めてであったもので、贈与等報告の必要性を知らずに提出が漏れたものです。
 それを気づいたきっかけとなったのは、昨年11月の審査会で報告をしております、防衛医科大学校の教授の贈与等報告の遅延がございまして、その遅延を受けて、防衛医科大学校の中で、贈与等報告についての注意喚起・教育を行ったことによって、この報告者が報告をしなければならないと認識して、今般の提出に至ったものでございます。
 3人目につきましては、第3四半期分として、今年の1月に提出する必要があったものでございます。
 これは講演に対する謝礼でございまして、本人は、謝金の振込確認につきましては、通帳記帳をきちんとしていたということでございますが、通帳記帳した際に、「給与」という記載になっていたために、防衛省からの給与というふうに誤認してしまって、贈与等報告を出し損ねてしまったということでございます。
 年度末の源泉徴収票の送付があって、本件の振込がないことを確認したところ、「給与」の名称で振り込まれていたものが謝金であるとのことで、今回、提出してきたということです。
 この3名とも、今回が初めての遅延でありまして、今申し上げました遅延の理由ですとか、報告内容を鑑みても悪質性があるものではないものと思われますので、かつ、贈与の受領を認識した後速やかに報告をしてきていることから、委員の皆様からご異論がなければ、処分に相当しないものと評価してよいのではないかというふうに考えております。
 
 最後に、別紙でご用意しているものをご覧ください。これが、最初に申し上げました、立食パーティーに参加した15名、立食パーティーによる飲食の提供と、その記念品という一人あたり2件の15名で、30件ございます。
 この立食パーティーですけれども、営利企業が主催して行われました、装備品の最終号機の完成記念式典の立食パーティーでございます。
 趣旨としましては、最終号機の完成記念という儀礼的なものでございます。参加者は、全体で56名でございますけれども、主催者である営利企業から19名、この装備品の製造に関係している会社8社から22名、防衛省より15名ということで合計56名。防衛省からの参加者15名のうち、6名について、利害関係がございます。利害関係につきまして、1番は、この装備品の調達要求元。それから、2番から6番については、この営利企業に近隣する地方防衛局に所属しておりまして、営利企業と契約している装備品の製造工程の監督をしたり、完成品の検査をしたり、契約の原価監査を行う者でございまして、契約元は、東京にございます防衛装備庁におります支出負担行為担当官でございまして、その支出負担行為担当官の補助者として業務を行っているということでございます。
 それ以外の7番から次のページの15番までは、自衛隊の部隊ですとか、同じ地方防衛局でも直接利害関係のない者、それから防衛装備庁のこの契約に直接関わっていない者が9名おります。
 この会の費用ですけれども、5,705円ということで、出席者全員が無料です。
 それから、記念品として、合計8,424円。ネックストラップ、時計付きクリスタル、それからオールドグラスで、総額8,424円分でございます。防衛省からの参加者は公務として出席しております。
 本件につきましては、参加者が複数の会社ではございますけれども、特定の装備品の製造という共通の利害を有する会社と防衛省関係者のみに限られるというところが、昨年11月になりますけれども、第71回の倫理審査会で審査いただきました、同じ営利企業の「装備品完成記念式典」と類似しております。この装備品の立食パーティーにつきましては、その審査会の審査におきましては、立食形式であって、かつ、複数の企業の関係者が出席していたとしても、特定の装備品の製造に関わる共通した利害関係を有する企業と防衛省のみのパーティーは、国民の疑念や不信を招くおそれがあることから、適切ではないとのご指摘を受けております。
 事後の措置として、利害関係者が主催するパーティーの招待を受けて、これに出席しようとする場合には、あらかじめ主催者側に他の招待者等の構成について確認するよう周知をしておりました。
 今回、パーティーに参加した防衛省の関係者は、今申し上げた周知内容に従って、事前に主催者に対して確認をしております。確認した結果、主催者である営利企業の方からは、複数の企業が参加する旨の説明を受けて、その複数の会社の構成を確認することなく問題ないと判断して、参加したものでございます。
 前回の審査会での結論に鑑みますと、利害関係のない9名につきましては、禁止行為には当たらないのではないかと考えておりますけれども、利害関係ありの6名については、利害関係者から供応接待を受けてはならない、利害関係者から物品の贈与を受けてはならないと規定している倫理規程の禁止行為に該当するのではないかと考えられます。
 ただ、6名を処分すべきかどうかについてご検討頂く際には、これらの者につきましては、不十分ながらも、事前に主催者側に対して他の出席者を確認していることを考慮して頂ければと思います。事務局としては、懲戒処分をするまでには至らず、業務上の指導にとどめることでよいのではないかと考えております。
 他方で、再発防止につきましては、前回、通知文書を出してはいるのですけれども、もっと具体的な事例を盛り込んだ形で、周知徹底を図りたいと考えております。
 長くなりましたけれども説明を終わります。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。
 それでは、ここで株取引等報告書、所得等報告書及び贈与等報告書の審査に入らせていただきます。各報告書に関しまして、ご質問、ご意見を頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。

◯ 大森会長
 遅延に関しましてはどうでしょうか。これ、人事異動だったり、初めての件だったり、或いは、謝金が「給与」と振り込まれていたりということで、遅延の理由について悪質性は見られない。また、今回、初めての遅延だということで、今回に関しては、懲戒処分の必要はないという判断でよろしいでしょうか。

◯ 委員
 意見なし。

◯ 大森会長
 また、まとめて最後にありました件でありますけれども、いかがでしょうか。

◯ 委員
 一番最後にありました、業務上の指導というのは普通の指導というか、いわゆる行政処分ではなくて、注意をすると。

◯ 服務管理官
 そのくらいで、良いのかなと思っています。最終的には委員のご意見を踏まえて検討します。

◯ 大森会長
 具体的には、その場合にはその各隊等からということで。

◯ 服務管理官
 そうですね。上司から指導してもらう。今回それぞれに関して、6名の方に対して、その上司から指導してもらうということです。

◯ 大森会長
 利害関係のない方の方に関しては、これは違反行為には当たらないということで判断してよろしいですかね。

◯ 委員
 意見なし。

◯ 大森会長
 利害関係があります6名の方ということなのですけども。

◯ 服務管理官
 前回の装備品完成記念式典の件を受けて、服務管理官の名前で部内に周知した時の紙を一式つけておりまして、若干補足いたしますと、通知文書で1枚目はその法律との関係で、原則として利害関係者からの飲食物の提供を受けるのは禁止であるということですとか、その例外として、多数の者が参加する立食パーティーであれば、利害関係者が含まれていても問題ない、ということ。それからもう一つは、立食パーティーが良いと言いつつも、立食パーティーが特定の1社だけと防衛省だけというのはよろしくないというのを、我々の倫理教本の中で示しているということを書いております。それで、11月の審査会の審査を踏まえまして、1社ではないけれども、複数の会社ではあるものの、特定の装備品の製造・輸入に関して、共通の利害を有している場合には、国民の疑念・不信を招く恐れがあるということで、招待を受けた場合にはあらかじめ、出席者が他の招待者を確認する必要があるということが書いてあります。今回、最後の確認行為はしているのですけども、推測するにその確認の必要があるとした趣旨や理由が必ずしも十分理解されなかったと思われますので、具体的な事例を書くような形で、きちんとわかるような形で周知しようというふうに考えております。

◯ 大森会長
 もう一度、同じような形で事務連絡をお出しになると。

◯ 服務管理官
 文書の形式につきましては事務連絡という形にするのか、もう少しきちんとした公文書の形をとるのかは検討しますけれども、内容としまして、若干書き方が抽象的であったというところは我々としても反省するところがあるように思われますので、今回の例、前回の装備品完成記念式典の例、どちらも非常に似ている例ですので、そういう例を書いたうえで、どこがどういけないのかという解説を載せたものを出したいと思っております。

◯ 委員
 今の服務管理官のご説明で得心しました。それでよろしいかと思います。

◯ 委員
 私も結論については異論ございません。この件については、同じ企業で2回目であるということが最初、少々気になったところではあるのですが、今、服務管理官からご説明があったように、周知徹底、教育のところで、もう少し現場の方にもわかりやすいように噛み砕いた形をということでございましたので、今後の再発防止は出来るだろうというところと、それから今回については、法の不知は害するということもあるので、必ずしもすべての事例で大丈夫ですという話ではないと思いますが、今回に関しては問題ないと思っております。
 ただ一つ気になっていますのが、同じ会社ということで、防衛省として取引先、利害関係のある会社に対して、こういった事例について何かしらインフォーメーションするのか、そこについてはどのようにお考えでいらっしゃるのでしょうか。

◯ 服務管理官
 正直、このような形で立食パーティーというのは、我々が認識している限りでは、この件と前回の件の2件で、一般的には、例えば他省庁の人ですとか、ほかの企業の方ですとか、例えば報道機関ですとか、地元の首長さんですとか、そういう方が混じっている立食パーティーが多いものですから、基本的にはそういう形態のものが多いのだと思っております。
 その中で、この会社につきましては事務局の方から電話し、話をしておりますので、問題点の認識については、伝わったと考えています。他方で、広く一般に取引先に対して、この件についてどこまで周知するのかは、少し様子を見ても良いのかなと、今回の件は少し特殊なケースではないのかなと思っています。この会社については注意喚起をして、広く取引先に周知するかについては、少し様子を見たいと思います。

◯ 委員
 はい。承知しました。

◯ 大森会長
 それではこの6名に関しては今回、懲戒処分するのではなくて、業務上の指導をすることと、再発防止を徹底するということで、よろしくお願いします。他にご質問、ご意見等がなければ、株取引等報告書、所得等報告書及び贈与等報告書の審査は、以上とします。

(4)議題の採択等について

◯ 大森会長
 それでは、本日審議されました「第72回自衛隊員倫理審査会議事録」、「平成28年株取引等報告書」、「平成28年所得等報告書」及び「平成28年度第4四半期の贈与等報告書」につきまして、各委員に承認をいただきますので、
 サイン又は押印をお願いいたします。

(5)閉会の辞

◯ 大森会長
 次回のスケジュールについては、委員の皆様のご都合を承りつつ、事務局より個別に連絡させていただきたいと思います。
 以上で、本日予定しておりました議題につきましては全て審議が終了いたしました。
 本日は、ご熱心にご審議いただき、誠にありがとうございました。

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