第68回自衛隊員倫理審査会議事録

1 日時

平成28年3月24日(木)14時00分~15時00分

2 場所

防衛省A棟11階 第1省議室

3 出席者

(委員) 大森会長、立川委員、藤井委員、友常委員、廣瀬委員
(防衛省) 宮原服務管理官

4 議事

(1)開会の辞

◯ 大森会長
 只今より「第68回自衛隊員倫理審査会」を開催します。
 本日は、各委員におかれましては、ご多忙中のところご参集いただき、誠にありがとうございます。

(2)第67回自衛隊員倫理審査会議事録について

◯ 大森会長
 それでは、本日の議題に入ります。
 議題の1番目は、前回の審査会の議事録のご承認をいただくことです。お手元の資料2「第67回倫理審査会議事録」について、案はあらかじめお配りしてありますので、ご質問又はご意見がありましたらお願いします。

◯ 委員
 ありません。

◯ 大森会長
それでは、議事録につきましては、特段のご意見もないようですので、承認につきましては、他の議題等の議論を終えた後で、一括して行いたいと思います。

(3)陸上自衛隊郡山駐屯地における自衛隊員倫理法違反に係る懲戒処分等について

◯ 大森会長
 議題の2番目は、「自衛隊員倫理法違反事案に対する処分等について」の報告です。
 それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 それでは、自衛隊員に対する倫理法違反処分の概要についてご説明させていただきます。お手元の資料をご覧ください。陸上自衛隊郡山駐屯地における自衛隊員倫理法違反における懲戒処分等についてでございます。本件は陸上自衛隊郡山駐屯地の隊員4名によります自衛隊員倫理規程第3条第1項第9号に違反する行為につきまして先日議決いただきました審査会としての調査結果の防衛大臣に対する報告、それから防衛大臣から審査会に対しまして処分の量定について意見の伺いがあったわけですけども、これに対して意見がない旨審査会として回答させていただいております。この手続に基づきまして昨年ですけど、平成27年の12月14日付で戒告等の処分がなされたということをご報告するものです。なお、この件につきましては私どもで定めております懲戒処分の公表基準というのがございまして、懲戒処分をした者、この中で言いますと戒告1名だけですけども、この1名につきましては、名前を、氏名を伏せた形で、対外公表をしております。説明は以上でございます。

◯ 大森会長
 ご質問又はご意見がありましたらお願いします。

◯ 委員
 ありません。

◯ 大森会長
 ご意見等がありませんでしたら、倫理法違反事案に対する処分についての報告は、以上とします。

(4)平成27年度自衛隊員等倫理週間の実施結果について

◯ 大森会長
 議題の3番目は、「平成27年度自衛隊員等倫理週間の実施結果について」です。
 それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 お手元の資料に基づきまして説明させていただきます。「平成27年度自衛隊員等倫理週間の実施結果について」をご覧ください。
 本年度の倫理週間につきましては、昨年の12月1日から7日までの間実施しておりまして、実施項目は、前回の審査会でもご説明させていただいたとおりでございます。
 この中で実施項目の自衛隊員倫理ホットラインの受付時間について延長とございますけども、この倫理週間中のホットラインへの通報の受付に関しましては、合計で3件でございました。昨年度が13件と過去の件数に比べると数が少なくなっております。それから、倫理週間中はホットラインの受付時間の延長をしておりますが、この3件につきましてはいずれも延長の時間帯に受付けたものは無く通常の勤務時間に受付けたものでございます。過去遡って申し上げますと、平成25年度、26年度も同様に延長の時間帯に受付けたという実績はございませんので、これで3年連続、延長の時間帯に受付けたということがないという実績になってございます。今申し上げた今年度3件という件数は少なかったんですけども、年度を通じてのこのホットラインの受付件数としては、本年度、2月末の時点で60件ということで過去3年間遡っても年度ごとの件数よりも本年度2月末の時点で既に上回っていますのでホットラインそのものの周知が足りないですとか、利用されていないということではなかろうというふうに考えております。今申し上げました受付けた3件の内容につきましては、物品等の贈与に関する相談が1件、その他として2件ございますけども、一つは業者からの贈与、それから駐屯地で行うコンクールの賞金を部外団体から出してもらってもいいかどうかという質問、これにつきましては、好ましくないという回答をしております。3件目は、国勢調査の委嘱を受けた謝礼を受け取って良いかという質問でしたので、担当の部署に回して対応しております。以上が週間の関係でございます。
 倫理週間の中で実施しました自民党の前議員会の理事でいらっしゃいます小川元氏にお願いしました講演の概要でございます。それから次にお手元の資料「平成27年度自衛隊員等倫理週間講話終了後アンケート集計結果」というものでございますが、今申し上げました講演の後に、講演に出席した職員に対して実施したアンケートの結果でございます。1番目の講演の感想につきましては、全体の概ね8割が「面白かった」、「分かり易かった」という回答でございますので、概ね好評だったということではないかと思います。合わせて今後聴講してみたい内容という回答としましては、「より身近な事例」ですとか、「実践的な内容を聴きたい」という意見が多く出ております。1ページおめくりいただきまして、2番の「倫理法、倫理規程の禁止行為は厳しいと感じることはありますか」という質問に対する答えでございますけれども全体の合わせて81%が倫理法等の禁止行為を厳しいとは感じていないという回答になっております。ご参考までに、同様の数字が一般職の国家公務員に対するアンケートでもございまして、一般職の方でも77%が厳しいと感じていないとの回答ですので、概ね同様の結果になったと思っております。3番目の「厳しいと感じる禁止行為は何ですか」という質問に対しては、「利害関係者である自衛隊OBと飲食を共にする時も割り勘にしなければならない」ということですとか、「企業を訪問する際の車での送迎が禁止されている」というところを厳しいと感じるという意見が多くなっております。もう一枚おめくりいただきまして、4番目の「倫理法、倫理規程について判断を迷うこと」という質問に対しましては、「飲食の提供」ですとか、「利害関係者かどうかというところの識別」について迷うことが多いという意見が多く出ております。これらを踏まえまして、利害関係者の識別をどうするかというところにつきましては、教育資料などを使って理解を進めていくということと、飲食の提供につきましてはできるだけ、今後、事例を隊員に示していく必要があろうかと考えております。最後に5番目のその他の意見、これは様々なものが出ていますけども、OBや部外協力団体との関係に関するものというのがいくつかみられまして、このことに関しましては退職前の研修ですとか、そういう中で部外協力団体との付き合い方ですとか、対応の要領について徹底していく必要があろうかと考えております。説明は以上でございます。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。それではご質問又はご意見がありましたらお願いします。

◯ 委員
 小川先生の講演を読まさせていただきました。アンケート調査結果も概要を見ただけなんですが、興味深く読まさせていただきました。倫理法が制定されて時間が経っているってことでですね、全般的に細かい趣旨も含めてですね、行政当局と事業者との関わり方についても、すごく意識的に変わってきているのかなって気もしますけどね。いずれ時期をみて見直しされてもいい時期にきたのかなと思いまして、もちろん人事院の方ともあわせなきゃいかんですが。小川先生も法律を作りたくて作ったっていうよりは倫理っていうのは法律というよりは、自己判断に委ねるべきもので、極めて例外的なものであるが、当時の状況が公務員に対して相当厳しい状況にあったということを踏まえての制度だと思います。公務員一人一人が人権があって、自由があるわけで、行政を遂行する上では公正性、合理性があるわけで、そういったものに倫理法がどういう影響を与えたのかということを考えていく必要がある。

◯ 委員
 私もなんですが、委員のご意見に全面的に賛成で意見を述べさせていただければと思います。この自衛隊員等倫理週間のアンケートを読ませていただいたんですけれども、隊員の方々の厳しいと感じる禁止行為や意見などを読ませていただくと誠にごもっともと私も思いました。言われていたところで車の送迎ができないですとか、非常に細かいですし、一体このように禁止事項が、禁止事項というでしょうか、そういうルールがあるとか業務にどれほどの、むしろ弊害があるのではないかという気がしております。公務員倫理法ができまして15年が経ちまして、そのときと防衛省・自衛隊を取り巻く安全保障環境は、ご承知のように大きく様変わりをしております。北朝鮮の核ミサイルの能力向上、中国の海洋進出、ISILの度重なる国際テロといったものに対して、自衛隊、法律も変わりましたし、自衛隊がより国民の安全や国土を守るために、どのように課題が非常に、課題といいますか、求められるところが大きいのに倫理の規程が15年前と同じで、しかも、どうしてこんなに細かいのだろうかと、意見にもありましたけども1円でも、1円でも割り勘でなければ、割り勘しなければならないようなことは誠にナンセンスと思いますし、この時期にそろそろ見直す観点で議論することは必要なのではないかと私は心から思います。長くなりましたすみません。

◯ 大森会長
 他にはよろしいでしょうか。1点だけホットラインの受付時間の延長で、3年間一度もこの時間には無かったということなのですが、非常に形式的に延ばしてるって感じがあるのですが、どうなのでしょうか。

◯ 服務管理官
 本来、できるだけホットラインの存在を周知するところから始まって、広く活用できるようにというところで、勤務時間中なかなかかけにくい人もいるのではないかということで延長してみたわけですけれども、実際、倫理週間だけに限りませんけれども、大体相談があるのは倫理の監督をしている立場の方とかが相談を受けてそれをどうしたらいいでしょうかという問合せがうちの方にきたりすることが多くなっておりまして、純粋に業務の一環としての問合せが参りますので、そういうのを考えますと比較的普通の課業時間内に来るものが多いと、週間中に限らず、そういう意味では今まで時間を延長して、倫理週間の間は延長してやってきていますけども、ある種ホットライン自体は定着してきていることと関連して勤務時間外というのが、あまりかかって来なくなっているのではないかとは思います。これは、根拠があるわけではないですけども、日頃のホットラインの受付けの関係からするとそういうことではないかと推察できます。

◯ 委員
 確か、私数年前にご提案申し上げたという記憶がございまして、当時私の記憶では委員になった当初は時間延長はなくて、そのときにより広く受付けるために、もし、告発的なものあるいは、自分が心配だという方が人目のある時間には言えないのだけれども電話をしたいという方がいらっしゃるのではないかと、実際に昔のホットラインは私どもの事務所でよく受付けていますけれども、案外時間外にこっそりかけてらっしゃる方っていらっしゃるものですから、特に問題がある事案だとそういう形で出てくる場合もあるのではないかということでご提案申し上げて、検討いただいて、時間延長というのをやっていただいた記憶があるんですが、今、御指摘のように防衛省の実態においては、実際に実績がないということと、ご相談の内容にもよりますが、内部告発的なものが来るということでないですしということであれば、ケースバイケースですから、防衛省においては、無駄にそれを拡大する必要もないということであれば、私としてもそれでよろしいのではないかと思います。

◯ 委員
 実際に件数も随分増えておられるということをさっき報告がありましたのでこの時間延長の目的というのは、この倫理週間の機会に倫理ホットラインについて知ってもらうというのが1つの目的だと思いますので、どちらかと言うとこれに携わる方の勤務時間を延長しなければならなかったということなので、場合によっては考慮しながら時間を、延長時間をやっていくっていうのも1つの方法かなというふうに思います。

◯ 大森会長
 その点を検討していただいてよろしいでしょうか。

◯ 服務管理官
 はい、次回、来年度のときには御指摘を踏まえて検討させていただきます。

◯ 大森会長
 他にご質問、ご意見等なければ、平成27年度自衛隊員等倫理週間については、以上といたします。

(5)自衛隊員倫理教本について

◯ 大森会長
 議題の4番目は、「自衛隊員倫理教本について」です。
 それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 お手元に倫理教本を置かせていただいておりますけども、時間の関係もございますのでお配りしている資料で概略を説明させていただきたいと思います。今回の改訂につきましては、昨年、平成27年度の10月1日付で防衛装備庁が新設されたことに伴いまして、自衛隊員倫理法、それから政令であります自衛隊員倫理規程、これらが改正されたことを踏まえまして、自衛隊員倫理教本の改訂を行うものでございます。事務局の素案をあらかじめ各委員にご覧いただきまして、その際にいただきましたコメントにつきましては、この改訂版に反映させていただいております。改訂させていただきました部分につきましては、資料の2ポツでございます。まず、1番として防衛装備庁の設置に伴う規則改正を反映させております。2番目、自己の認識を確認するために使います倫理セルフチェックシート、この内容を見直しております。3番目、利害関係者とともに飲食を共にするこれは割り勘で、先程1円単位でとございましたけども、割り勘で利害関係者と飲食をする場合の留意事項の明確化でございます。4番目は職務に対する謝礼の禁止というものを明記しております。これは倫理関係と異なりまして、私ども服務規律の部内規則で職務に対して謝礼を受けてはならないというのがございまして、その規定が適用される場面というのが、倫理法の適用場面とも関連しますので、記述を追加させていただいております。5番目が倫理ホットラインに関する記載につきまして、倫理ホットラインで受けている内容ですとか、通報があった場合の流れについて記述を追加しております。6番目ですけれども、主要質疑応答集の中で判断に迷いやすい倫理規程第5条第1項の利害関係者以外との関係での禁止行為これにつきまして、社会通念上、規則上は社会通念上相当と認められる範囲かどうかというところで禁止行為が定められておりますので、その社会通念上相当と認められる範囲を超えるか超えないかというところの留意事項を追加して問合せなどがあった実績を踏まえて内容を記載しております。それから7番目ですけれども、一般職の方の国家公務員倫理法違反の事例につきまして、追加をしております。その他、8番目ですけれども、全体的な修正としまして記載内容に関する根拠となっている条項を明示するということをさせていただいております。最後に、配布につきましては、今回の審査会でご了解がいただけましたら4月に配布をさせていただこうということを考えておりまして、紙で配布するのが約21,000部それ以外に電子版で防衛省のホームページですとか、部内系のイントラネットに掲載をするということを考えております。説明は以上でございます。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。ご質問又はご意見がありましたらお願いします。

◯ 委員
 ありません。

◯ 大森会長
 それではご質問、ご意見等がなければ、自衛隊員倫理教本については、以上といたします。

(6)平成27年度第3四半期贈与等報告書について

◯ 大森会長
 次に、「平成27年度第3四半期の贈与等報告書」の審査についてです。
 この審査は、倫理法第6条の規定に基づいて、5千円を超える贈与等を受けた部員級以上の隊員が提出をした「平成27年度第3四半期の贈与等報告書」について、当審査会が審査を行うものです。
 それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 それでは、「平成27年度第3四半期贈与等報告総括表」という資料でご説明をいたします。件数は、全体で202件となってございます。一枚おめくりいただきまして、基因機関件数一覧表ということで下の方に黄色い帯がございますが、合計の件数で申し上げますと、陸上自衛隊70というのが件数としては最多となっております。
 それから、この表の一番下の列になりますけれども各機関ごとの報告件数を報告対象となる職員の数で割った率でみますと、最も高いのが防衛研究所の31.4%、防衛医科大学校の28.3%となってございます。それでは細部につきまして、3枚目以降で説明させていただきます。
 まず、賞金の贈与が1番から5番までございまして、1番と2番がNPO法人からの論文の賞の副賞として賞金を受領しているものでございます。3番から5番につきましては、機関誌の刊行事務局から優秀記事入選の副賞として賞金を受領しているものでございます。
 続きまして6番から14番までは、外国政府からの儀礼的贈物としてワインですとかウイスキー等でございます。15番、16番につきましては利害関係のない事業者からの儀礼的な贈物でございます。全体としまして、外国政府ですとか在京の大使館等からのものがほとんどでございます。15番だけは国内の飲食店からの贈与となっておりますが、この飲食店の経営者の方といいますのが、自衛官の募集関連のボランティア、自衛隊に対する協力をしてくださる団体の会長をされている方でございます。
 続きまして、供応接待でございます。17番から19番につきましては、同じ立食パーティーにおける飲食の提供になっておりますけれども、これにつきましては、後ほど別紙で説明をさせていただければと思います。20番から22番につきましては、午餐会等における飲食の提供となっておりましてこのうち20番、21番については外国の来賓を迎えての午餐会、22番におきましては、外国の研究機関との交流となってございます。
 続きまして23番から93番までが、著述に対する謝礼となっております。このうち23番から75番でございますが、部内の私的サークルが発行します機関誌への著述でございます。それに続きまして76番から80番までが一般財団法人が発行する書籍への著述、81番から84番までが新聞社が発行する新聞等への著述、85番から93番までが出版社が発行する書籍への著述でございます。これらにつきましては、全て利害関係のない者からの謝礼でございます。利害関係のない者からの謝礼ですので、利害関係者からの著述の報酬の基準というのが適用されるわけではございませんけども、利害関係者である場合は1枚当たり4,000円というのが基準になっておりまして、今申し上げた中で仮に4,000円というものを当ててみますと、それを超えるものが10件ございます。なお、今申し上げました10件の支払元で見ますと、部内の私的サークルの機関誌発行事務局からが6件、新聞社・出版社からが3件、もう1件は外国との研究交流を行うことを仕事にしてます財団法人からという状況になっております。著述については以上でございます。
 続きまして、著述に対する印税が94番から98番までとなっております。
 それに続きまして、99番、100番この2つが監修等に対する謝礼ということでございまして、このうち100番につきましては、防衛医科大学校の教授等は、薬剤ですとか医療機器の調達に関して意見を述べることができる権利、権限があるということで会社と利害関係がありとなっております。この医療販売メーカーからの著述依頼ですけれども、事前に倫理管理官の承認を得ておりまして、金額も講演等の金額の基準の1時間当たり20,000円以内となっておりますのでそれに合致する形になっております。なお、100番の方というのが今回の四半期の報告の件数が最も多い方でございまして、著述に対する謝礼が2件、監修等に対する謝礼が1件、これからご説明する講演等に対する謝礼が18件ということで21件となっております。内訳でみますと、大学、地方自治体、公益法人、病院等からの依頼によるものが21件中16件ということで残りの5件が営利企業からの依頼でございますけども、そのうち利害関係のある営利企業からのものは、合計で3件となっております。
 続きまして、101番から講演等に対する謝礼でございます。これが196番まで続きますけれども101番から127番までが財団法人ですとか、社団法人からの依頼による講演でございます。128番から130番までが地方自治体からの依頼によるもの、131番から133番までがいわゆる公的な機関からの依頼、134番から138番までが独立行政法人からの依頼、139番から157番までは、大学等からの依頼、続きまして158番以降が企業からの依頼によるものでございまして165番からが利害関係がある者からの講演の謝礼となっております。いずれも防衛医科大学校の教授等でございまして、先程も申し上げました薬剤ですとか医療機器の調達について意見を述べる権限があるということで製薬会社等との関係で利害関係ありとなっております。いずれも事前に倫理管理官の承認を得ておりまして、金額も1時間当たり20,000円以内という基準の範囲内になっております。177番から196番までがその他の団体からの依頼によるものでございます。今申し上げた講演、利害関係のない者からの講演の依頼でございますけれども、仮に利害関係者との関係で基準になっている1時間あたり20,000円というものを当ててみますと、その基準の額よりも多いものが19件ございましてその中でも最も高いのは1時間で100,000円という金額となっております。この19件ですけれども、そのうち2件がいわゆる株式会社からの謝礼ですけれども、株式会社と言いましても出版社とメーカー系のシンクタンクからのものが2件、19件中その他の17件につきましては社団法人、財団法人、地方自治体、独立行政法人、大学、病院、医師会等からの謝礼となります。
 続きまして、197番から201番はテレビの出演等に対する謝礼となります。
 最後でございますが、遅延と書いておりますが、報告が遅延となっている著述に対する謝礼が1件ございまして、これにつきまして事業者から本人に対して原稿料の入金がいつかということが事前に知らされていなかったということで第2四半期の終わりに入金を確認したのが昨年の10月末になってしまったということで報告が遅れてしまったというものでございます。本件につきましては、自発的に贈与等報告書を提出しておりまして特に悪質性があるというふうには考えられませんので特に委員の皆様からご異論がなければ今回につきましては注意喚起を行い、再発防止を図ることで懲戒処分等は行わないという対応でいかがかというふうに考えています。
 最後になりますけども、先程飛ばしました17番から19番につきましてご説明させていただきます利害関係者が主催する立食パーティーにおける飲食物の提供についてということでございまして、この利害関係者からの飲食提供が禁止行為に当たるかどうかを判断する際の考え方について事務局として考え方を整理したものでございます。これから申し上げます内容は審査会として決めていただいた基準ではございませんので、確定的なものということで申し上げるものではございませんで、あくまで事務局として考えたものということでお聞きいただければと思います。まず一番目でございますけども、自衛隊員倫理規程で定められておりますところで利害関係者からの供応接待を受けるということは禁止するというのが原則でございます。一方、例外として多数の者が出席する立食パーティーこれについては例外として認めるというふうになっております。この禁止と例外につきましては防衛省ではあまり多くはないんですけども国家公務員倫理審査会事務局が作成しています事例集の中に多く事例が掲載されておりますのでそちらの方も参考にして考えますと、この禁止行為に該当するか否かについては、次の4つの要素を総合的に勘案して国民の疑惑や不信を招くおそれがあるか否かによって判断するということが考えられます。1つ目でございますけども、会合の趣旨でございまして儀礼的なもの、公的な行事、意見交換等を目的とするものというのが考えられます。2つ目の要素としましては、参加者の人数、それから構成からみて透明性が確保されていると言えるかということが考えられます。3つ目ですけれども、費用負担の状況として、1人当たりの金額がどの程度か、一部の者のみが無料招待となっていないかどうかということがございます。それから4つ目が、参加が公務であるか否か、官署を代表して参加しているかどうかという点ではないかと考えております。国家公務員倫理審査会事務局の事例集では、禁止行為に当たるとされている例がいくつかございまして、それを見てみますと「意見交換が一定程度行われるとしても、懇親のための飲食を主たる目的としているもの」、「出席者の大半が公務員と利害関係者であり、透明性・公開性が確保されていると言い難いもの」、「公務員等一部の者のみの費用が主催者負担となっているもの」、「利害関係が非常に強いもの」、今申し上げた4つのうちのどれか1つだけをもって禁止行為に当たるというふうにされているわけでございませんで、色んな複数の要素を総合的に考慮して評価がされているところでございます。今回の報告がきておりますものの事実関係をまとめております。営利企業の「お客様感謝の会」における飲食物の提供についてということで、まず最初にお客様感謝の会というものの概要について申し上げます。1の趣旨についてこの会の案内状から抜粋しておりますが、ちょっと前段部分を省略させていただいておりまして、「事業を推進できるのも日頃よりご愛顧ご支援いただいている皆様のおかげであり、感謝の気持ちをお伝えする場として本年も「お客様感謝の会」を開催する」となっております。参加者の費用につきましては、事務局の方から主催者の方に確認した内容を書いておりますけども、参加者につきましては、関係する省庁ですとか、関係する企業、300社から合計で1,200名から1,300名程度ということでございます。細部につきましてどこの省庁かどういう企業かということにつきまして教えてもらえなかったのでこの会社の中に利害関係者がいるかどうかについては分かっておりません。費用につきましては、1人当たり12,000円から13,000円程度で出席者全員が無料であるということでございまして、防衛省からの出席者というので贈与等報告書の提出があったものが3名おります。また、防衛省と営利企業との関係がどういうふうになっているかというものでございますが、この営利企業というのは防衛省の事業のために防衛省が契約している相手はこの事業のために特別に作られた会社で、その特別目的会社を代表しているのがこの営利企業であるというかたちになっております。公表されている資料を見ますとこの営利企業は特別目的会社の資本の65%を出資しておりまして、役職員も派遣しているということでこの防衛省が契約の相手方としております特別目的会社につきましては営利企業の子会社であるということになっております。防衛省との契約額でございますが、非常に長い期間にわたっての契約でございまして、契約額も大きくなっております。今回報告があったのは3名でございます。まず、17番ですけれども、この方は事業の運用を実施する部署の長でございまして、契約の履行の確認をするというのが今後の業務として予定されておりますので営利企業との関係で利害関係があるということになっております。本人に確認しましたところ出席の目的は、懇親会に招待されたためということでございますので、懇親が目的であると思われます。なお、この方は平成26年も出席しているということで、今回が2回目でございます。次に18番ですけれども、この方は前職にあった際に営利企業と利害関係があったということになりまして、その職を離れてまだ3年経過してないということで現在も利害関係があるものとみなすということになっております。この会への出席の目的につきましては、事務局から確認したところ招待されたためという回答でそれ以上の報告はございません。主催者が感謝の気持ちを伝える会でその招待に応じるということですので、感謝の意を受けるために出席したという趣旨ではないかと思われます。この方は今回が初めてであるということでございます。19番は営利企業との利害関係はないというふうに報告されております。出席の目的につきましては、この営利企業の来年度の重点取組みや他の分野における主要顧客の動向について情報収集を行うということでございます。なお、参加は初めてであったということでございました。長くなりましたが、説明は以上でございます。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。それではここで贈与等報告書の審査に入らせていただきます。自由なご意見をいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

◯ 委員
 今、営利企業のご説明の中で当該事業の落札業者である営利企業グループのというのとその前の営利企業との関係に出てくる特別目的会社というのは同じものではないのですか。

◯ 服務管理官
 同じものではありません。

◯ 委員
 同じものではないんですね

◯ 服務管理官
 落札をしたのが営利企業グループなんですけど、落札をした後に会社を設立したものです。他の企業とかと共同出資で会社を設立してその会社が契約をしたということでございます。

◯ 委員
 お客様感謝の会というのは必ずしも特別目的会社の会と限定されたわけではなく、営利企業全体のお客様ということですか。

◯ 服務管理官
 はい。

◯ 委員
 感謝の会の開催場所はホテルなんですか。

◯ 服務管理官
 はい。ホテルでございます。

◯ 委員
 よろしいですか。国家公務員倫理審査会事務局のこの運用例を見ると懇親を目的とするような会議に利害関係者の立場にあるものが出席することは禁止されているとそういう理解でよろしいんですか。

◯ 服務管理官
 この例ではそうなっております。

◯ 委員
 ストレートにそれを今回の例も引っかかる可能性が高いということなんですかね。

◯ 服務管理官
 今おっしゃったのは、おそらく資料の認められない例の事例だと思いますけども、このケースは意見交換をしてその後飲食店に移動をして昼食会を行うというものでございまして、下の答のところを見ていただきますといくつかの要素が書いてあります。

◯ 委員
 その例というのは、私はそれは少なくてそこは目的が特定されているようなそういうところがありますよね。今回、数百名参加しているってことであるからオープンで透明性が高いっていうそういうイメージがあるんですけども。

◯ 服務管理官
 この例を申し上げたのは、懇親のための飲食が主である、主たる目的であるということが考慮要素の1つになっているものの例として申し上げたのでございまして、懇親が目的だから駄目というふうに答でなっているわけではないという認識でおります。

◯ 委員
 学会の総会後の祝賀会に出席するというふうになっていますよね。総会後の懇親会に出席してたり、多人数でこういうのに出席するというのは、国家公務員倫理審査会事務局も問題ないというはずなんですけどね。35周年記念式典の懇親会の例とかですね。

◯ 服務管理官
 いいといわれている例は、おっしゃっているように出席者が多数の例が多くなっております。多数のケースでも人数は多いんですけど会の会員に限定されているということで透明性がないとなってますけども、人数は合計1,500名ですが、内訳をみてみると利害関係者がほとんどだということで、人数が多いものでも駄目となっているものもありますけども、それは人数の中の構成が利害関係者が多いとかそういう例になっております。

◯ 委員
 今回の場合、利害関係者は多いんですか。

◯ 服務管理官
 聞いて、恐らくどの会社というのも会社の情報になるからだと思うんですけど、問い合わせても教えてもらえませんで、防衛省の関係事業以外の分野の関係の会社も入っていますぐらいのところまでは教えてもらっています。そういう意味で、利害関係がある会社がどれだけあったかということは分からないという状況ではあります。

◯ 委員
 利害関係があった人に対して感謝の意でご接待するというのはいかんというんですかね。

◯ 委員
 お客様感謝の会っていうのは基本的に主催する企業にとっての利害関係者。

◯ 委員
 そうですよね。

◯ 服務管理官
 主催者との関係ですね。

◯ 委員
 はい。

◯ 服務管理官
 すみません。私が申し上げた利害関係は防衛省との関係での利害関係でございます。

◯ 委員
 先程の事例はそういうことですね。利害関係者、ほとんど利害関係者であるというのは。防衛省との関係。

◯ 服務管理官
 参加している公務員との関係で利害関係がある者がほとんどのケースが駄目だとされるということです。

◯ 委員
 懇親のための飲食が主たる目的というのはこれはなかなか言いようが難しいというか、判断難しいんじゃないかなと思います。大体懇親会って懇親が目的、何かにくっついてやっているからっていってもその懇親会は懇親が目的ということで儀礼的なものとの区別もちょっとない。通常はつきにくい。それで、国家公務員倫理審査会事務局で事例を挙げられているのでも、やっぱり駄目という、これは駄目だというのは、先程言われましたけどもほとんどが利害関係者だとか、あるいは人数が少なくて密室性が高いといいますか、というケースとそれとあと費用負担が一部の人は無料、一部の人は会費制とかっていうふうに分かれていた場合にこれは禁止だというふうにされているのではないかと推測されるんですが、そういう意味では今回のケースはかなりオープンな中での多い人数の中での負担は共通ということでいうと許容範囲かなというふうに思います。

◯ 委員
 私も他の委員と全く同意見で、これ懇親のためか意見交換のためかは非常に曖昧な基準で誰がなにをしゃべるかなんていうのはそれこそ絶対誰も確認なんかできないことで、曖昧な基準をもとに黒か白かというところが判断されること自体がそもそも処分の基準ですからいかがなものかというところと、実際判断においては今、委員おっしゃったように色んな要素の総合判断をされているわけで、懇親目的だから駄目ですということではないと私は教本のレビューしている時も理解していますので、あまりそれが一人歩きするのはどうかなということと、そもそも処分をするための基準ですから、予見可能性を考えなければいけないわけで、そのときに倫理規程上に多数のものが出席する立食パーティーでは利害関係者からの飲食物の提供はOKとはっきり書いてあるわけなので、これをあえて限定解釈していくからには何か根拠規定がないといけないのではないかと思いますので、という意味から今回のケースで処分を問うというのはこれはちょっと難しいのではないかというふうに考えます。

◯ 委員
 私も同意見です。営利企業の立場に立つとお客様に感謝する会をしたのに何かかえって迷惑かけてしまってどうしようと思っているんじゃないかと思うくらいこのケースが、どこが問題なのかがよくわからないくらい特段何も問題ないのではないかという気がいたします。

◯ 委員
 儀礼的という言葉の問題もあるんですけども、お客様感謝の会を開いていて、それに関係者が参加していて、これも一つの儀礼的と言えば儀礼的という考えもできるかと思うんですけどね。儀礼的っていうのはどういう定義かね。年1回やっているものにお付き合いするっていうのは、たぶん参加する人の意識としては儀礼的にお付き合いしている意識もあるような気もしますけどね。出たくもないんだけどな。付き合わざるを得ないかという。

◯ 委員
 質問したい点の一つでこういうところに招待されてご本人たちは出たいって出てるんですか。それともしようがないなと出てるんですか。しようがないのに出てて色々それは処分対象になるとか、それはちょっとないかなと思うんですけど。出たいんですか。

◯ 服務管理官
 そこは正直申し上げて、確認してみないと分からないのですけれども、今回報告が上がって来ているのは3件だけなんですけども、他にも招待を受けている人はいまして招待を受けていても行っていない人というのも多数おりますし、中には行って部屋には入らないで受付で名刺置きだけして帰ってきましたと、招待されたので名刺だけは置きにきましたというようなことをされている方もいらっしゃいますので、招待されても行きたくないからなのか、都合が悪いからなのか分かりませんけれども行かれてない方というのも相当数いらっしゃるというのがあります。

◯ 委員
 自分の経験から言ったら、付き合いだからしょうがないって感じで行ってましたけども、人それぞれだと思いますね。好きな人もいましてね。自分を覚えてもらいたくてですね。色々そういう場でお話しするというそういうタイプの人もいますのでね。

◯ 委員
 それは例えば、懇親会、どういう形にしろ懇親会でそこに出ることによって色んな人と後々のコミュニケーションが図れるというそういう意図はあると思います。なので、そういう意図を持って参加するとなると単なる懇親を目的として、懇親だけを目的とした飲食とは言えないんじゃないですかっていうようなこともあって、そうすると、飲み食いが好きだから出たっていうとこれに該当するかも知れませんけども、あんまりそれを理由にして出ておられる方はいないんではないかなと、ほとんどないのではないかと思うんですけど。

◯ 委員
 倫理法を作る時、最初職員が一番嫌がったのはそこなんですね。彼らはやっぱりそいう会に出て色んな人に会ってですね、情報収集できたのが、倫理法ができたからそういうことができなくなるじゃないかっていうことを恐れて反対してたんですけどね。やっぱり、倫理法はやっぱりそういう側面もあるということですよね。これから官民の情報収集やらなきゃいけないのだけど、そこにちょっとブレーキをかけてるような面もあるんで、そのブレーキの利き方をどこまで厳しくかけるのかということだろうと思うんですけどね。年1回出席したからと言って、何か業者とつるんでる関係が確保されるとかそういうことはまずないと思うんですけどね。国民の目線から見て公正な行政を行う上で正しいのかどうかというそういう目線が、そういう目線から見たらあんまり細かいこと言ってもどうかなという気もしますけどね。人数多いし、割とオープンな形でやっておられるようなところが拝見されるんでですね。

◯ 大森会長
 他方、契約金額は非常に大きいですよね。単年度ではないですが。全てそういう招待者だけではないような気がしますけども、そういう意味では防衛省というのはまさにお客様になるのかなと、少しその辺は国民的視点から、色んな見方はありますけども、金額を払っているのに対してホテルで飲食をなさるということについてどういうスタンスを取るかっていうのは、参加する方が判断をするとはいえ、最終的に国民の疑惑や不信を招くおそれがないようにということで考えていかないといけないということだと思います。今回の場合特に2回目ということもあって、前回は特に気にしなかったと思いますが、是非引き続きこの件については検討していただきたい。1点だけこれ数がですね参加者がちょっと違ったりしてますので、先程教本見ましたら価額については、主催者側に聞くか店側に聞くかで違ってきているんでしょうが、参加者のところだけ確認をしておいていただければと思います。

◯ 服務管理官
 はい。

◯ 大森会長
 記載されている単価が異なり、出席者の数も異なりますが、これ同じ会議ですよね。

◯ 服務管理官
 はい。

◯ 大森会長
 たまたま主催者側に確認するか、店側に確認するかできっと総額が違うとは思ったものでして。

◯ 服務管理官
 おっしゃっているとおりで、この資料の17番の人は店側に聞いていた金額と主催者に聞いた金額ということで主催者としてはおそらくホテルにかかっている費用以外の例えば招待状を送ったりとかそういう費用もあったりすると思いますので、もしかしたらそういうのが原因で聞いた相手が違うから額が違うのかも知れませんし、ただ、参加者の数につきましては三者三様であるというのはちょっとどうなっているのか確認していないので分からないのですが、私どもの方で主催者に確認したときの数字が先程の説明資料にありました1,200名から1,300名ということでこれについても非常に幅があって、立食ですし、正確には把握できていないのではないかと思いますけども、全体的なこれくらいの規模であるという大まかな相場感はこれでもつかめるかなと思っておりまして、必ずしもそこは細かく詰めていなかったところでございます。

◯ 大森会長
 この件について、よろしいでしょうか。

◯ 委員
 はい

◯ 大森会長
 最後の遅延のケースですね。この件に関しては第2四半期のギリギリということで確認が取れたということで特に悪質なものではないということですが懲戒処分までは至らないということでよろしいでしょうか。ご意見ございますでしょうか。

◯ 委員
 ありません。

◯ 大森会長
 他に何か。

◯ 委員
 確認なんですが、131番なんですけどもこの講演が外国軍の学校が依頼者という形になってるんですけども、外国の制度は分からないんですが、外国の軍の関係者の方からの依頼というのは公務になるわけではないのでしょうか。プライベートなんですか。

◯ 服務管理官
 場合によっては公務で受けているものもあるとは思いますが、このケースについては公務ではない形で受けています。

◯ 委員
 イメージとしては防衛省通して依頼が来るのかなとイメージをそのダイレクトに来るということが私のイメージと違ったんですけど。防衛に関することって秘密事項が多いのでそういうのがダイレクトに行われている。倫理規程とは直接関連ないんですが、強いて言えば先程の職務に対して謝礼を受けてはならないとかそっちの方の話になるとは思いますけども。

◯ 服務管理官
 公務として出たわけではないということは確認されています。

◯ 事務局
 公務ではなく休暇を取って行ったと確認しています。

◯ 委員
 プライベートに来るということもあるということなんですか。

◯ 事務局
 依頼については、すみません。そこはどのような依頼があったかについてまでは確認がとれていません。

◯ 委員
 特に、防衛省としては全く倫理規程とずれてきますけども受けることについては、特に規制があるわけではない。プライベートな依頼を受ける。他国の、外国の軍関係のところからの依頼とか。

◯ 服務管理官
 職員が色んなところで講演をしたりする場合は、上司に事前に届出をしてこういう内容ですというのを了解を取る制度はございます。

◯ 委員
 そこでスクリーニングとしているということ

◯ 服務管理官
 しています。それは外国に限らず。

◯ 委員
 分かりました。ありがとうございます。

◯ 服務管理官
 この件がそうというわけではなく、全く一般論として申し上げますと、例えば、韓国の士官学校に留学している人がいるかどうかは把握してませんけれども、外国の士官学校に留学した経験のある人というのはいますので、そういうつてで個人的に頼まれるのはないわけではないんじゃないかと思っております。

◯ 大森会長
 防衛大学校の先生が外国の学校で講演をなさったということですか。内容もサイバーセキュリティーの話ですかね。専門かも。

◯ 服務管理官
 これはそうではないかと思います。

◯ 大森会長
 確認ですが、これは公用旅券で行っているわけではない。

◯ 服務管理官
 ではないというのを確認しております。

◯ 事務局
 公用旅券ではなく自分のパスポートで行っていることを確認しております。

◯ 委員
 報酬の中には交通費も含まれているんですかね。

◯ 服務管理官
 含まれていません。交通費は別出ししていると思います。

◯ 事務局
 旅費等につきましては、相手側の負担ということでこの金額には入っていません。

◯ 大森会長
 よろしいでしょうか。他にご質問、ご意見等がなければ、贈与等報告書の審査は、以上とします。

(7)報道関係について

◯ 大森会長
 議題の6番目は、「報道関係について」です。それでは、服務管理官から説明をお願いします。

◯ 服務管理官
 お手元の資料でございますけども、これは報道を切り貼りしたものでございますが、航空自衛隊の北部航空音楽隊という部隊が部外協力団体から現金を接受して、これが自衛隊員倫理規程に違反する可能性があるといった趣旨の報道が3月、今月の15日から16日にかけて出ております。その報道の状況をご報告する資料でございます。本件につきましては現在、細部、詳細の事実関係を調査をしているという段階でございます。現時点でまだ調査中でございますので、その自衛隊員倫理規程に違反するかどうかということを含めまして、どういう法令、規律に違反するのかについて現時点でご報告できる段階ではございませんけども、速やかに事実関係の確認を行って審査会に対してもご報告をして、倫理規程との関係についてもご判断を仰ぎたいというふうに考えております。現時点でご説明できるのはこの程度の内容でございますがご了承いただければと思います。以上でございます。

◯ 大森会長
 ありがとうございました。では、この件に関しまして、ご質問又はご意見がありましたらお願いします。

◯ 委員
 ありません。

◯ 大森会長
 よろしいでしょうか。

◯ 服務管理官
 細部調査をした結果をご報告させていただきます。

◯ 大森会長
 引き続きよろしくお願いいたします。それでは他にご質問等なければ、報道関係については、以上とさせていただきます。

(8)議題の採択等について

◯ 大森会長
 それでは、本日審議されました「第67回自衛隊員倫理審査会議事録」、「自衛隊員倫理教本」、「平成27年度3四半期の贈与等報告書」につきまして、各委員に承認をいただきます。

(9)閉会の辞

◯ 大森会長
 今月末をもちまして、委員5名の任期が切れることになりますが、私を含めまして4名につきましては、再任ということになると聞いております。藤井委員におかれましては、3月末の任期満了とともに退任されると伺っております。藤井委員におかれましては、6年という多年にわたり、ありがとうございました。最後に藤井委員から一言ご挨拶を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。

◯ 藤井委員
 ありがとうございます。6年という時間だったんですが、委員在職中はですね、委員長はじめ各委員の方から非常に優しく、親切に対応していただいたということで、皆さんに感謝申し上げたいと思います。それから事務局の方とかですね各局の方本当に一生懸命丁寧に仕事して支えていただいたということに感謝したいと思います。普通であれば審査会が益々活躍されるということを祈念するということを言いたくなるんですが、審査会の場合はですね、審査会が活躍するということは倫理事案が多いということになりかねないので、倫理法の趣旨、周知徹底に審査会の力をもって進めていかれることを期待してですね。お別れの挨拶とさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。

◯ 大森会長
 藤井委員、ありがとうございました。
 次回のスケジュールについては、委員の皆様のご都合を承りつつ、事務局より個別に連絡させていただきたいと思います。
 以上で、本日予定しておりました議題につきましては全て審議が終了いたしました。本日は、ご熱心にご審議いただき、誠にありがとうございました

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