第9回自衛隊員倫理審査会議事録


日時
平成14年3月8日(金) 14時30分~15時10分
場所
防衛庁A棟13階第2庁議室
出席者
(委員) 栗林会長 桐村委員 田中委員 田辺委員 永岡委員
(防衛庁) 上瀧人事第1課長(幹事)、米岡防衛施設庁総務部人事課長 等
議事
(1) 開会の辞

会長  皆様お揃いになりましたので、只今より第9回自衛隊員倫理審査会を開催します。本日は、ご多忙中のところ、各委員におかれましてはご参集頂き、誠にありがとうございます。

(2) 第8回自衛隊員倫理審査会議事録について

会長 それでは本日の議事に入りたいと思いますが、最初は第8回自衛隊員倫理審査会議事録について説明頂きまして、決済を頂く件であります。それでは、人事第1課長から説明をお願いします。

人事第1課長 第8回の倫理審査会の議事内容は、第7回の議事録、贈与等報告書の審査、商法の一部改正に伴う自衛隊員倫理法の一部改正、最後は議題等の議決でございます。

会長 第8回の倫理審査会の議事録についてご意見、ご質問がございますか。それでは、議事録につきましては特段のご意見もございませんようですので、決済につきましては、他の議題についての議論を終えた後で行いたいと思います。

(3) 贈与等報告書の審査について

会長 続いて二番目の議題、平成13年度第3四半期の贈与等報告書の審査を行ないたいと思います。この審査は、倫理法第6条の規定に基づいて5千円を超える贈与等を受けた部員級以上の自衛隊員が提出した平成13年度第3四半期の贈与等報告書について、当審査会が審査を行うことであります。それでは、人事第1課長から説明をお願いします。

人事第1課長 まず全体像をご説明させて頂きたいと思います。
全体の件数は188件でございます。
内訳については、一番多いのが著述に対する謝礼、その次に多いのが講演に対する謝礼で、このような傾向は従来どおりでございます。また、今回は物品の贈与が全体の22%を占めておりますが、これは陸上自衛隊で書籍の贈与が多かったためであります。
機関別では陸上自衛隊が最も多く、防衛研究所が二番目、という状況で、これも従来どおりの傾向となっております。
それでは、引き続きまして、平成13年度第3四半期の贈与等報告書についてご説明させて頂きたいと思います。
まず賞金の贈与でございますが、それぞれ寄稿論文に対する賞金でございます。
次に有価証券等の贈与でございますが、シンポジウムへの招待券、部隊の長が年末に受け取ったスキー場のシーズン券でございます。
次は物品の贈与でございまして、9番から48番までは日本評論社の編集員からの書籍の贈与でございます。防衛庁の文官が退職された後に書かれたもので、防衛庁関係者におくったものでございます。10月に贈与していますが、その年の夏の参議院選挙に立候補しましたが、当選しませんでした。
49番は、音楽隊の隊長が元自衛官の方から定期演奏会へ招待されたお礼で花籠が送られたものです。
次は著述に対する謝礼で、まず50番から98番までは、機関誌への執筆。
99番から105番は、防衛庁の広報誌への寄稿。
106番から110番は防衛庁が所管している協会等の雑誌等への執筆。
111番から118番は新聞への寄稿。
119番は、防衛関係の雑誌への執筆。
120番、121番は、各種研究会での論文発表。
122番は、シンクタンク発行の雑誌における論文発表。
123番は、法令関係の雑誌への執筆。
124番は、趣味で行っている馬に関する執筆。
125番から127番は、医療関係の書籍の翻訳監修。
128番は、医療関係の雑誌に対する執筆。
129番、130番は、装備品に関する記事の執筆。
131番から133番は、書籍の印税。
134番、135番は、防衛関係の出版社からの依頼による講演。
136番は、官公庁からの依頼による講演。
137番から140番は、大学からの依頼による講演。
141番から143番は、各種新聞社からの依頼による講演。
144番は、出版社主催の座談会への出席。
145番から156番は、各種研究所、シンクタンク等からの依頼による講演。
157番から159番は、地方における医師会における講演。
160番から170番は、各種勉強会、シンポジウム、各企業からの依頼による講演。
171番から176番は、自衛隊関係の団体からの依頼による講演。
177番から182番は、部隊の司令、隊長等のロータリークラブ等からの依頼による講演。
183番から185番は、テレビ等の出演に対する謝礼。
186番は、新聞等へのコメントに対する謝礼で、雑誌へのコメント。
184番、185番は、本来すでに提出されるべきものでございますが、取りまとめの段階で滞っていたもので、今回報告されたというものでございます。本人には責任はございません。
説明は以上でございます。 

会長 ありがとうございました。それでは、贈与等報告書の審査に入らせて頂きます。贈与等報告書に対するご質問、ご意見を頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。

委員 書籍の贈与が40件となっております。この書籍の著者は昨年の参議院選挙に立候補し、当選しなかった方とのことですが、説明のあったとおり選挙後数ケ月後に贈与されたものなので、選挙に関する依頼とかお礼といったものではないと思いますが、贈与した日本評論社の編集担当者からは、どのような文面で送られてきたのでしょうか。

人事第1課長 日付は平成13年10月吉日となっており、宛先は各位となっております。文面は時候の挨拶の後に「弊社より刊行しました『防衛庁再生宣言』をご送付させていただきます。本書は本年3月、仙台防衛施設局長で退官された太田述正さんが、「セキュリタリアン」、「朝雲」、「防衛学研究」等に掲載された論考に加え、退官後、新たに執筆した章によって構成されたものです。太田さんの「一人でも多くの方々、特に自衛官の方々に読んでいただきたい」との意向により謹呈させていただくことになりましたので、ご査収賜りたくお願い申し上げます」となっております。

委員 書籍の40件のうち、60冊受領した方がいますが、これは学校ということでそれだけ需要があるからということでしょうか。

人事第1課長 幹部学校ということで勉強する方に読んでもらおうということで送ったものと考えられます。

委員 このように、まとめて送られて受領した場合、倫理法の運用としては個人として受領したという考え方なのでしょうか。

人事第1課長 そういうことでございます。

委員 書籍の贈与40件がなければ第3四半期の件数は少ないようですが、これは特段の理由はあるのでしょうか。

人事第1課長 平成12年度の第3四半期はコンサートチケットが28件ありました。これを差し引き、第3四半期間で比較すると他の要素はあまり変化がないと考えられます。

会長 他にご意見、ご質問がないようでしたら贈与等報告書の審査は以上で終了したいと思います。

(4) 商法の一部改正に伴う自衛隊員倫理規程の一部改正について

会長 引き続いて、商法の一部改正に伴う自衛隊員倫理規程の一部改正についてです。これは、商法等の一部を改正する法律が平成13年11月28日に公布され、平成14年4月1日から施行されることに伴い、自衛隊員倫理規程別記様式第二の一部を改正するものです。それでは改正の内容について説明をお願いします。

人事第1課長 前回、商法の一部改正に伴う自衛隊員倫理法の改正につきましてご報告させて頂きましたが、同様の趣旨から自衛隊員倫理規程、政令でございますが、一部改正を行うものでございます。具体的には別記第二様式の注(二)の語句を改正することとしております。

会長 ありがとうございました。それでは、ご質問、ご意見を頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。

委員 国家公務員倫理規程も同様な改正がされるのでしょうか。

人事第1課長 そのとおりです。

会長 よろしいでしょうか。ではこの件は終了することにします。

(5) 議題の議決等について

会長 それでは、本日審議されました「第8回自衛隊員倫理審査会議事録」、「贈与等報告書」につきまして、各委員にご決済頂きます。

会長 次回のスケジュールについては、委員の皆様のご都合を承りつつ、事務局より個別に連絡させて頂きたいと思います。
以上で、本日予定しておりました議題につきましては全て討議が終了いたしました。本日は、 ご熱心にご討論頂き、誠にありがとうございました。

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