自衛隊員のメンタルヘルスに関する検討会 議事要旨
(第4回会議)


 会議の日時
 平成12年9月21日(木)1330~1730
 会議の出席者
 高橋委員、村井委員、渡邊(忠)委員、渡辺(三)委員、福間委員、下園委員、河野1等海佐、佐藤2等空佐、宮脇3等陸佐、柳沢人事教育局長、冨永審議官、上瀧人事第1課長(事務局)
 議題
 自衛隊員のメンタルヘルスに関する提言
 議事の概要
 まず、福間委員が提言の私案を提示した。検討会はこの私案を元に討議を進めることで合意した。
 主な討議内容は、次のとおり。
(全般)
 膨大な提言となるので、要約を付けた方がよい。
(用語の統一等)
 「ストレッサー」「好発年齢」等は説明を加えた方がわかりやすい。
 「精神病」「精神障害」などの表現を「精神疾患」、「自殺願望」「希死念慮」等の表現を「自殺念慮」に統一すべきである。
(メンタルヘルスの意義について)
 自衛隊にとってのメンタルヘルスの意義についての記述を、個人についての意義、組織体についての意義、自衛隊特有の意義の区別が明確になるようにするべきである。
(現状問題点について)
 カウンセリングにおけるプライバシーの保護のことを「秘密保全」と表現しているが、分かりにくいので「プライバシーの保護」とするべきである。
 カウンセリングと服務指導の差を理解してもらうには、服務指導は、原則として上官への報告義務があるということを表現すべきである。
(今後の方向性)
 自衛隊は、隊員の階級、補職、性差などによるストレスの違いに対し、きめの細かいケアをしようとしているということ、また家族もメンタルヘルス活動の対象にしているということを強調してもらいたい。
 「プリベンション」「インターベンション」「ポストベンション」の用語は自殺防止に限るべきで、予防的介入、医療的介入、社会復帰のことを表現するには、「第一次予防」、「第二次予防」、「第三次予防」の表現の方が適切である。
 啓発のあり方については、組織のトップからの啓発が重要であるということを加えた方がよい。
 カウンセリングのプライバシーの保護に関しては、カウンセリングを行う場所の問題だけではなく、時間の問題もあることを表現すべきである。
 服務指導に民間のリーダーシップトレーニング等を取り入れることを加えて欲しい。
 メンタルヘルスセンターとメンタルリハビリセンターの違いがよく分からない。
 隊員にとってどのような相談窓口があり、どのようなルートで医療に結びつけられ、部隊に復帰するのかが一目で分かるような図表を加えるべきである。
 入院対応と部隊復帰の中間組織となるメンタルリハビリセンターは非常に新しい概念なので、もっと詳しく記述した方がよい。
 自殺防止に関しては、自殺事故のアフターケアのことが強調されて書かれているが、予防するための措置は当然充実を図った上で、この施策を実施する旨を付け加えるべきである。
 これまでの検討結果を福間委員が「提言修正案」としてまとめ、次回の検討会(第5回会議)で最終的に採択し、局長に提出することとした。

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