防衛人事審議会議事録(平成13年1月22日)

 日時

 平成13年1月22日 1400~1500

 場所

 防衛庁第2庁議室

 出席者

(審議会委員)
  西垣会長、荒川委員、岩井委員、小野委員、仮野委員、木村委員、小堀委員、小室委員、外間委員、宮城委員、森園委員、山岸委員、和田委員
(防衛庁側)
  柳澤人事教育局長、冨永審議官、上瀧人事第1課長、柴尾厚生課長

 議題

・審議会長の選任
・防衛人事審議会運営規則の制定


 

人1課長:
本日は、お忙しいなかにもかかわらず、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。私、本日の司会を務めさせていただきます、人事教育局人事第1課長の上瀧と申します。
まず最初に、当審議会の会長の選任をお願いします。会長の選任は、防衛人事審議会令第4条第1項の規定により、委員の皆さんの互選により行うこととなっております。どなたに会長をお願いしたらよろしいか、御推薦等がありましたらよろしくお願います。

委員:
西垣委員を御推薦申し上げます。西垣委員とは、当庁の給与制度の研究などをご一緒にさせていただきましたし、それ以前も何度かご一緒させていただきました。西垣委員は豊富なご経験、卓越したご識見の持ち主ですし、お人柄も申し分なく、またメンバーの中でも長老格でございますので、ぜひ会長をお引き受けいただきたいと思います。

人1課長:
ただ今、西垣委員を会長にとの御推薦がありましたが、皆様いかがでしょうか。

委員:
異議なし。

人1課長:
御異議がないようですので、西垣委員が会長に選任されました。西垣会長、会長席にお移りください。

人1課長:
それでは、西垣会長から一言御挨拶をいただきたいと思います。また、あわせて、防衛人事審議会令第4条第3項により、会長に事故があるときは、あらかじめその指名する委員が、その職務を代理することとされておりますので、会長代理の御指名をお願いいたします。

西垣会長:
ただいま会長に御推薦いただきまして、誠に光栄でございます。会長として職責を果たすべき、できる限りの努力をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
会長代理についてですが、お忙しいところ誠に恐縮ではございますが、外間委員にお願いしたいと思います。

人1課長:
御指名がございましたので、外間委員よろしくお願いいたします。
会長が選任されましたので、今後の議事の進行は、会長の方からお願いいたします。

西垣会長:
それでは、防衛人事審議会運営規則について審議いたします。人事第1課長から説明をお願いします。

人1課長:
防衛人事審議会運営規則(案)に沿ってご説明させていただきます。

(通則)
第1条  防衛人事審議会(以下「審議会」という。)の運営については、防衛庁組織令(昭和29年政令第178号)、自衛隊法(昭和29年法律第165号)、自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)及び防衛人事審議会令(平成12年政令第261号。以下「政令」という。)に定めるもののほか、この規則の定めるところによる。
(審議会の召集)
第2条  会長は、審議会の運営に関し必要と認める場合には、速やかに審議会の召集を決定し、議案の件名、会議の開催日時、会議の場所その他必要な事項を委員に通知するものとする。
 前項の通知は、原則として、会議開催日の7日前までに行うものとする。
(委員以外の者の出席)
第3条  会長は、必要があるときは、幹事その他の関係職員に対し、審議会に出席して意見を述べることを求めることができる。
(公正審査分科会の事務)
第4条  公正審査分科会は、自衛隊法第49条第3項の規定に基づく防衛庁長官(以下「長官」という。)から審議会に対する付議に関する事務を行う。
 次に掲げる事項については、公正審査分科会の議決をもって審議会の議決とする。ただし、公正審査分科会において審議会に諮る必要があると議決した場合は、この限りでない。
 政令第5条第1項に定める公正審査分科会の所掌事務に関して議決を行うこと。
 前号に掲げるもののほか、あらかじめ審議会の議決を経た事項に関すること。
 公正審査分科会長は、前項の議決を行った場合には、速やかにその旨を会長に報告するものとする。
(離職者就職審査分科会の事務)
第5条  離職者就職審査分科会は、次に掲げる事務を行う。
 自衛隊法第62条第4項並びに国と民間企業との間の人事交流に関する法律(平成11年法律第224号)第23条第2項及び防衛庁と民間企業との間の人事交流に関する政令(平成12年政令第388号)第7条第1項若しくは第15条第2項若しくは防衛庁と民間企業との間の交流基準を定める政令(平成12年政令第389号)第6条第2項の規定に基づく長官からの付議に関する事務。
 自衛隊員の再就職手続等について(通知)(12.6.23人1第3895号)第11項(1)に係る高度の専門的な知識等を有する隊員の再就職に関する「営利企業体からの要請」を受領し、同通知第15項に係る「所属長による就職に関する事務の実施状況」の報告を受けること。
 次に掲げる事項については、離職者就職審査分科会の議決をもって審議会の議決とする。ただし、離職者就職審査分科会において審議会に諮る必要があると議決した場合は、この限りでない。
 政令第5条第1項に定める離職者就職審査分科会の所掌事務に関すること
 前号のほか、あらかじめ審議会の議決を経た事項に関すること
 離職者就職審査分科会長は、前項の議決を行った場合には、すみやかにその旨を会長に報告するものとする。
(部会の設置)
第6条  政令第6条第1項の規定に基づき、審議会に職員処遇問題部会(以下「部会」という。)を置く。
 部会は、次に掲げる事務を行うものとする。
 防衛庁の職員の給与等に関する法律(昭和27年法律第266号)第30条の2の規定に基づきその権限に属せられた事項を処理すること。
 自衛隊法第31条第2項の規定により長官が定めることとされている隊員の人事管理に関する基準のうち隊員の能率に関するものについて調査審議し、及びこれに関し、必要に応じ長官に対して意見を述べること。
 前項各号に掲げる事項については、部会の議決をもって審議会の議決とする。ただし、部会において審議会に諮る必要があると議決した場合は、この限りでない。
 部会長は、前項の議決を行った場合には、速やかにその旨を会長に報告するものとする。
(報告)
第7条  会長は、審議会の議決があったときには、遅滞なく長官に報告するものとする。
 前3条の規定により公正審査分科会、離職者就職審査分科会及び部会の議決をもって審議会の議決とする場合の長官に対する報告は、公正審査分科会長、離職者就職審査分科会長及び部会長がそれぞれ行うものとする。
(議事等の公開)
第8条  審議会の議事については原則として公開しない。ただし、会長及び委員の過半数の同意があるときは、これを公開することができる。
(議事録の作成等)
第9条  審議会の議事は、議事録として記録しておかなければならない。
 前項の議事録は、幹事がこれを作成するものとする。
 人事教育局人事第1課長及び厚生課長は、幹事として審議会会議に出席するものとする。
 議事録は、長官官房広報課において適時に閲覧に供する。ただし、公にすることにより特定の者に不利益をもたらす等審議会の所掌事務の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあると審議会が認めるものについては、この限りではない。
(公印の管守)
第10条  審議会及び会長の公印は、人事教育局人事第1課長が管守する。
(雑則)
第11条  この規則に定めるもののほか、議事の手続その他分科会及び部会の運営に関し必要な事項は、分科会又は部会がそれぞれ定めることができる。

以上でございます。

西垣会長:
ありがとうございました。ただいまの説明に対し、何か御意見・御質問がございましたらお願いします。

委員:
議事の公開について意見があります。ここでは、原則として公開しないとされておりますが、審議会の有り様に関して言うと、政府の中央省庁等改革の推進に関する方針でもありましたが、原則として公開するということになっていると思います。この審議会も非常にプライバシーに関わることや防衛機密に関わることについて審議することがあるかとは思いますが、そういう場合は、もちろんいろいろな斟酌をしないといけないとは思いますが、できるだけ公開ということを原則としていただきたいと思います。
この問題は、即座に、今日この場で議論して結論が出る問題ではないと思いますが、全体で少し議論していただいて、公開という方針を貫いていただけるよう、会長をはじめまして、御議論のほどをよろしくお願いしたいと思います。

人1課長:
ご説明させていただきます。
この会議の公開につきましては、政府全体といたしまして、中央省庁等改革推進本部決定の基本方針があります。その中で、審議会等の運営に関する指針が出されており、我々はそれをベースに処理していこうと思っております。
その指針におきましては、会議又は議事録は公開が原則であり、ただ、行政処分、不服審査、試験等に関する事務を行う審議会等で、公開することによりいろいろな問題が起こる審議会等については、会議、議事録又は議事要旨を全部又は一部を非公開にすることができるとなっております。
本審議会に関しましても、議事につきましては、原則として公開しませんが、議事録につきましては、適時に閲覧に供するとしております。原則として、審議会の議事録は公開するとしております。ただ、各委員の名前は伏せさせていただきまして、委員の発言という形で議事録を作らせていただく方向で、事務局の方は考えております。

西垣会長:
ありがとうございました。ただいまの説明でいかがでしょうか。

委員:
たとえば、これから審議するテーマの中には、すでに裁判になっているケースがあり、これはもう明らかに公開されている話です。このようなケースまでも含めて、原則として公開しないとするのですか。一方では、公開されているのに、すべて非公開とするのは整合性に欠けるような気がします。
つまり、原則として公開しないという表現を、原則として公開するとした方がいいのではないですか。

人1課長:
委員が今ピンポイントで言われたのは、公正審査分科会の話であろうと思いますが、公正審査分科会につきましては、公正審査分科会の運営規則で議論させていただきたいと思います。

委員:
公正審査分科会の方で議論すればいいということですね。審議会については、審議会の委員の考え方によるということですね。

人1課長:
はいそうです。規則の8条にもあるように、会長及び委員の過半数の同意があれば、公開することができるとなっております。審議会全体の案件としましては、この辺を使って議論していただくことになります。

委員:
審議会全体の議事等の公開について、運営規則第8条で、原則として公開しないとなっておりますが、一方で、公正審査分科会が議事を公開することができるとした場合でも、この8条には違反しないということですか。

人1課長:
そうです。

委員:
今おっしゃっているのは、議事についてですか、それとも議事録についてですか。

委員:
議事及び議事録です。
それでは、その件につきまして、各分科会で細かく決めましょう。

委員:
今は、審議会全体の話をしているのですか。

人1課長:
そうです。

西垣会長:
他にいかがでしょうか。
それでは、今の公開の件につきましては、分科会の方で議論していただくということで、審議会の運営規則につきましては、原案のとおり制定したいと思いますが、いかがでしょうか。御異議ございませんでしょうか。

委員:
異議なし。

西垣会長:
御異議がないようですので、本件は了承されたものとさせていただきます。
続きまして、職員処遇問題部会の担当の委員を定めたいと思います。公正審査分科会の担当委員及び離職者就職審査分科会の担当委員につきましては、既に防衛庁長官から指名されておりますので、その指名を受けておられない今田委員、成瀬委員、藤原委員、森園委員、山岸委員それと私の6名を担当委員としたいと思います。御異議ございませんでしょうか。

委員:
異議なし。

西垣会長:
御異議がないようですので、本件は了承されたものとさせていただきます。
最後に、防衛人事審議会令第7条に規定しております本審議会の幹事の紹介をしたいと思います。幹事は、審議会の所掌事務について委員を補佐するために置かれるものであり、防衛人事審議会令第9条にありますように本審議会の庶務を担当し、審議会の事務と関わりの深い人事第1課長と厚生課長の2名が幹事となっております。

人1課長:
よろしくお願いいたします。

厚生課長:
よろしくお願いいたします。

西垣会長:
以上をもちまして、第1回の防衛人事審議会を終了させて頂きます。本日は、長時間にわたり審議いただきありがとうございました。

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