第13回防衛施設庁入札談合等再発防止に係る抜本的対策に関する検討会 議事要旨

1 日時

 平成18年6月8日(木) 17:20~20:10

2 場所

 防衛庁A棟11階第1庁議室

3 出席者

防衛庁副長官(委員長)、防衛庁長官政務官(副委員長)、
人事教育局長、管理局長、総合取得改革担当防衛参事官、統合運用・IT等担当防衛参事官(進行役)、防衛大学校長(代理)、防衛医科大学校長、防衛研究所長、統合幕僚長(代理)、陸上幕僚長(代理)、海上幕僚長(代理)、航空幕僚長(代理)、情報本部長、技術研究本部長、契約本部長、防衛施設庁長官 水原敏博特別委員、小澤一雅特別委員、仮野忠男特別委員、佐藤謙特別委員、平岡裕治特別委員
注:都合により、木村副長官は途中から出席、愛知政務官は欠席。

4 議事概要

 高木政務官の挨拶の後、「防衛施設庁入札談合等に係る事案に対する調査委員会」の現状説明があり、その後、報告書(案)等についての説明及び討議を行った。

(1)  高木政務官の挨拶

 今日は第13回、約1ヶ月ぶりの検討会でございます。お忙しいところ、ご出席本当にありがとうございます。本来ですと委員長、木村副長官がご挨拶すべきところですが、省移行について、いよいよ明日閣議決定をされて、法案が提出されるという見込みになりましたので、副長官は今、官邸にその対応に行っているわけでございます。ご理解、ご協力をいただきましたこと、改めて御礼申し上げたいと思います。
  この一ヶ月間報告書の作成作業を実施し、施設庁の事案の究明作業も進捗致しました。本日は主にこの2点についてご説明させていただきまして、ご審議いただきたいと思いますので、よろしくお願い致したいと思います。

(2) 防衛施設庁入札談合等に係る事案に対する調査委員会の現状説明

・ 前回の検討会以降、調査委員会としては、14回から本日の18回まで5回を開催した。

・ これまでに職員・OB300人からのヒアリングと全職員からのアンケートも実施した。

・ 調査委員会としてまとめる報告書には、起訴された10件の事実関係、技術審議官らによる談合情報の不適正な取扱い及び東京防衛施設局担当課長による予定価格に関する情報漏洩等について記載する。

・ 調査の過程において、工事件名ごとに受注予定業者を割り振っていることが判明した。建設部トップ3人の主導の下、企画官や設備総括補佐、施設局建設企画課長等及び連絡役のOBが関与するといった構造で行われていた。

・ 歴代の技術審議官等からの、聞き取りによれば、割振表の作成は岩国飛行場沖合移設を契機に平成8年頃から始められたとみられ、昭和50年代半ばには既に談合関与行為が行われていたと推定される。

・ 一定規模以上の工事をOB再就職業者に割り振っており、割振表の作成対象となった可能性のある工事については公正取引委員会に既に通報しており、全面的に協力している。

・ 防衛庁長官から、捜査には全面的に協力するようにとの強い指示の中、前建設部長が割振関係書類の処分を部下に指示した事実が判明した。

・ 本件事件の原因・背景として、OBの再就職先の確保、建設部内の仲間意識とOBへの配慮、さらには建設部幹部職員の法令遵守意識の欠如、入札・契約制度に係る審査・監視機能の不備があったものと分析している。

・ これらの内容について、検討会の報告書に繋がるようしっかりととりまとめ、来週中にも木村副長官に報告したいと考えている。

(3) 報告書(案)について

・ 「防衛施設庁の沿革に由来する独自の人事管理」や「安全保障環境の変化の影響を受けにくい業務の特性」については、詳しく書かないと一般の方には分かりにくい。

・ 入札手続については、発注者が関与する談合だけではなく、受注者間の不正行為等の排除及び防止についても取り組む旨明記し、法律等に基づく措置を講ずるだけではなく不正行為の疑いが認められた場合には、速やかに公正取引委員会に通知する等不正行為の防止に努める旨決意表明すべきである。

・ OBを含む業界関係者との適切な関係の確立については、建設工事等に限らず対象とすべきではないか。

・ 業界関係者との接触については、「必要な場合に限定する」という書き方ではなく、「必要な場合を除き、禁止する」というような書き方にすべきではないか。

・ 組織については、先ず、防衛施設庁の業務の精査・見直し、組織の再編を示した上で、それらに続き監査・監察について記述したほうが良いのではないか。

・ 組織の概要については、報告書の本文に図を挿入した方が良いのではないか。

(4) その他

・ 防衛施設庁解体後の新たな防衛組織の検討に資するため、副長官及び両政務官が地方の防衛施設局や各自衛隊の部隊等に出張し、現地において意見交換を行った。

(5) 副長官閉会挨拶

 調査委員会の最終報告については、頂いたご意見を踏まえて、調査委員会の委員長である施設庁長官と、それを受ける再発防止検討会の委員長である私にご一任いただければありがたいと思います。
  再発防止策については、頂いた貴重なご意見を参考にして、来週はきちっと手を加えていきたいと思います。

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