第74回防衛調達審議会議事要旨

1 日時

平成20年12月10日(水)10時00分~11時45分

2 場所

防衛省A棟11階第1省議室

3 出席者

(委員)
坂井会長 小林会長代理 江畑委員 奥宮委員 清水(俊)委員 清水(涼)委員 東葭委員

(防衛省)
岩井防衛参事官 吉田統合幕僚監部首席後方補給官 高田陸上幕僚監部装備部装備計画課長 細谷海上幕僚監部装備部装備需品課長 福井航空幕僚監部装備部長 槇原技術研究本部総務部長 多田装備施設本部副本部長 増田装備政策課長 山本監査課長 松村監査課先任部員

4 議題

  1. (1)装備施設本部等に対する調達業務の監査について
  2. (2)平成19年度決算検査報告について
  3. (3)サンプリング調査のフォローアップ
  4. (4)次回の日程等

5 議事概要

本審議に先立ち、(株)山田洋行による過大請求事案についての処理状況を報告した。
同社による過大請求事案については、これまでに第68回審議会及び第71回審議会において処理状況の報告を行っているが、その後、新たに判明した過払額を債権として確定し、平成20年11月20日に他の契約における支払債務と相殺したことを、今回の審議会において報告した。
(参照:平成20年11月20日に公表の「(株)山田洋行による装備品価格に係る過大請求について」は、当省HP「http://www.mod.go.jp/j/press/news/2008/11/20b.html」に掲載)

(1)装備施設本部等に対する調達業務の監査について

経理装備局監査課では、装備施設本部等を対象として、平成18年度以降、調達業務の監査を実施している。
防衛省側から平成20年度に実施した調達業務の監査結果についての報告を行った後、主に以下の質疑応答が行われた。

委 装備施設本部には統括調達官(4名)が調達現場に配置され、調達業務のチェックを行っているとのことである。今般の監査ではその活動状況を確認したとのことであるが、統括調達官は調達現場においてどのようなチェックを行っているのか。

防 統括調達官は調達現場において業務が適切に行われているかを日常的にチェックし、例えば入札手順や執務室での予定価格の管理等に不手際があった場合、その場で指摘し改善するなど、調達業務の適正な実施に寄与している。

委 統括調達官は、調達業務を所掌する物別課に属しているために、チェック体制において中立性が損なわれる可能性があるが、中立性の確保のためにはどのような方策がとられているのか。

防 装備施設本部監査課及び経理装備局監査課に統括調達官を兼務させることにより、チェック体制における中立性を確保しており、経理装備局監査課においては統括調達官による活動状況の報告会議を毎月実施している。

委 統括調達官の活動状況のほか、装備施設本部等の調達業務についても監査を実施した結果、特に問題となる点は見受けられなかったとのことであるが、この結論に至る過程についての確認体制はどのようになっているのか。

防 調達業務監査の結果についての報告書を作成し、経理装備局長まで報告している。報告書については次回の審議会において紹介させていただく。

(2)平成19年度決算検査報告について

会計検査院による平成19年度決算検査報告ついて、防衛省側から説明した。

指摘事項
    不当事項                        1件
    意見表示・処置要求事項              4件
    処置済事項                      5件
その他
    国会からの検査要請事項に関する検査状況  1件
    特定検査状況                    3件

(参照:上記に関しては、会計検査院HP「http://www.jbaudit.go.jp/report/summary19/result.html」に掲載。)

(3) サンプリング調査のフォローアップ

第61回から第65回審議会において下記5契約のサンプリング調査を実施した際に指摘された事項に対し、フォローアップの結果報告が行われた。
(第61回及び第62回審議会での指摘事項に対するフォローアップの中間報告については第67回審議会において、第63回から第65回審議会での指摘事項に対するフォローアップの中間報告については第70回審議会において実施した。)

  • number_01.gif第61回審議会 装備本部(現装備施設本部)「電子計算機借上(十条用)他2件」
  •  
  • number_02.gif第62回審議会 航空自衛隊「空中給油・輸送機「KC-767」維持管理のための会社技術利用(18国)」
  • number_03.gif第63回審議会 陸上自衛隊「94式水際地雷敷設装置敷設車"オーバーホール"」
  • number_04.gif第64回審議会 海上自衛隊「航空機部品(国産)US-2型航空機その6」
  • number_05.gif第65回審議会 技術研究本部「繰り返し水素吸蔵放出役務作業」

委 「電子計算機借上」の契約は、電子計算機器材のリースと保守が一体化した借上契約となっているため、それぞれの原価内訳の検証を求めていたが、今回行われた検証では原価内訳は未だ明瞭ではない。
 電子計算機の全ての借上契約についてリースと保守を分割して契約することは、運用上などの理由で困難であることは理解できるが、例えば比較的軽微な借上契約を試験的に取り上げてリースと保守を分割してみるなど、それぞれの原価内訳の検証について引き続き検討していただきたい。

(4)次回の日程等

防衛調達審議会委員の任期は2年であり、今回の審議会をもって委員の任期が満了する。
江畑委員及び東葭委員は、今期の任期満了をもって委員をご退任されることとなった。
次任期の委員任命は、平成21年1月6日付で防衛大臣より発令される。

次回は2月18日(水)に開催の予定。
詳細については事務局から後日連絡。

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