第24回防衛調達審議会議事要旨

 

日時 平成15年3月19日(水)10時00分~
場所 防衛庁庁舎A棟13階第2庁議室
出席者
(委員) 川井会長 水原会長代理 江畑委員 清水(俊)委員 清水(涼)委員 松﨑委員
(防衛庁) 北原管理局長 大井防衛参事官 島原価計算部長 高嶋装備企画課長 今泉調達監察室長 大西陸上幕僚監部装備副部長 村上海上幕僚監部装備部長 浦山航空幕僚監部装備部長 井上統合幕僚会議事務局第4幕僚室長 金澤技術研究本部総務部長 清水契約本部副本部長
議題
(1) 平成14年度防衛装備品等の契約に関するサンプリング調査
(2) サンプリング調査に関する追跡調査
(3) 次回の日程等
議事概要
(1) 平成14年度防衛装備品等の契約に関するサンプリング調査
 防衛庁側から試験用器材の一般競争による製造契約、エンジンの試験器材の指名競争による製造契約及び装備品の点検整備の随意契約による役務契約の3分野を対象として、次の項目について説明が行われた後、主に以下のような指摘と質疑応答があった。
調達品の概要
調達要求の概要等
(主な指摘事項と質疑応答)
 試験用器材の一般競争契約による契約では、いくつかの会社に見積書の提出依頼をしているが、実際に応札した会社は見積書を提出した2社だけである。見積書を提出せず入札を辞退した会社に対して辞退の理由を確認しているのか。また、辞退の理由を参考用に記録しているのか。
 入札終了後、電話で確認したところ、調達数量が少なく今後の継続発注が見込めないので、入札を辞退したとのことであった。なお、辞退の理由は文書で記録しており、以後の契約の見積書提出依頼時に参考としている。
 単純な器材であれば防衛庁の機関で製作することは可能か。
 自前の製造施設を持っていないので器材を製作することは不可能である。
 仮に製造施設を持っていた場合、外注するのとどちらが安いと思うか。外注に要する煩雑な契約手続に比べ、自製ならば手続も簡単に済むのではないか。
 仮に自製できる体制を整えたとしても、契約部門の人員が削減できるわけではない。また、体制を維持する仕事量があるのか疑問で、現行方式の方が経費は安く済む。
 予算要求金額の積算はどのように行っているのか。
 過去には予算要求機関が会社見積を査定していたが、「調達改革」以降、原価計算部門の協力を得て会社見積金額の妥当性を確認するようになってきている。
 改善が進行中である点は評価できる。会社の見積に依存しない独自の原価計算能力が必要と思われるが、防衛庁では製造施設を持たないため、独自で原価計算が出来ない場合であっても、それが可能な部分と不可能な部分を把握したうえで、不可能な部分については調査委託するなどの検討を行うべきである。
 エンジンの試験器材の指名競争による製造契約において、予定価格は総価で安い方の見積を基準に算定されているが、見積の内訳を比較してみると、規格が同じであるにもかかわらず価格が異なる部品がある。このような場合、より安い金額を基準に予定価格を算定することは出来ないのか。
 下請会社で加工を行う部品と自社で加工を行う部品の価格が異なるように、見積金額の相違は製造方法の差異により生じたものであり、部品の金額を単純に比較することは出来ない。しかしながら、指摘を踏まえ、複数の会社の見積もりで比較できるような場合は、その内容についても精査し、より適正な予定価格の算定に努める。
 装備品の点検整備の随意契約による役務契約は、契約を年4回に分割しているが、契約をまとめて事務手続を少なくする方式は可能ではないのか。
 この装備品は使用を開始したばかりであり、指摘の内容は今後の研究課題であると考えている。まだ年間を通した使用計画を決めることは困難であるため通年での契約は難しいが、今後、使用実績を蓄積し、適宜使用計画に反映させて、できるだけ複数回の契約を1つにまとめる方向で検討を行いたい。
 海外では点検整備のような役務に民活が利用されている。機会があったら外国での契約形態を調査するべきである。
 指摘を踏まえ、今後、機会をとらえて海外での状況も調査したい。
(2) サンプリング調査に関する追跡調査
 防衛庁側から、サンプリング調査に関する追跡調査結果についての説明が行われた。
(3) 次回の日程等
 次回は5月21日(水)に開催の予定。詳細については事務局から後日連絡。
 

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