コンプライアンス講習会

第14回講習

日時:
平成24年11月28日(水)
場所:
陸上自衛隊九州補給処
題目:
入札談合の防止に向けて
講師:
公正取引委員会事務総局九州事務所 経済取引指導官 樽見 安敏 氏
概要:
陸上自衛隊九州補給処処長以下本処職員約380名が参加。
開催にあたり、九州補給処長から挨拶。
樽見講師は、独占禁止法と入札談合等関与行為防止法(官製談合防止法)を解説しながら、調達担当職員特有の2つの立場として、「入札談合の“監視役”」と「官製談合の潜在的リスク」を説明。
入札談合の“監視役”の観点から、調達活動における入札談合の排除は国全体の要請であるため、現場にいる調達担当職員が『入札談合』を『やらせない』『見逃さない』ように常に監視の目を光らせることが必要」と強調し、入札談合のもたらす弊害、探知・対処方法など事例を交えて具体的に解説した。
官製談合の潜在的リスクの観点からは、全ての調達担当職員が「加担者」となりうる立場にあることを指摘するとともに、その上で、「正しい知識を持つことが、自分の組織を守る」ことを力説した。
また、過去の談合事案を例として、「天の声型」、「OB製談合型」、「関与型」、「幇助型」と類型的に示すとともに、調達担当職員に対する刑事罰の事例なども説明し、官製談合の根絶を訴えた。
防衛監察本部副監察監から、講師の樽見安敏氏と共催の九州補給処に対する謝意及び今後のコンプライアンスへの取組に対する期待等を含め挨拶後、閉会。

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