日米共同方面隊指揮所演習「YS」とは?
■ 「YS」は日米共同で指揮所内での指揮官及び幕僚の活動を演練します。
○ どんな演習?
陸上自衛隊の方面総監部等と米陸軍の司令部等が相互の調整要領及びそれぞれの司令部での
指揮官及び幕僚が行う各種活動を、コンピュータ上で訓練するものです。
「YS」の名前の由来は?
■ 「YS」の名前は陸上自衛隊と米陸軍シンボルからきています。
「YS」 → 「Yama」 「Sakura」
○ 「山」 と 「桜」 とは 何?
Yama : 在日米陸軍のシンボルである富士「山」
Sakura : 陸上自衛隊のシンボルである「桜」
日米共同訓練実施の根拠
■ 「日米防衛協力のための指針」を根拠に「YS」を実施しています。
日米防衛協力のための指針 → 平素から行う協力(第3条) → 第3項 日米両国政府は、自衛隊及び米軍
をはじめとする日米両国 の公的機関
及び民間の機関による円滑かつ効果
的な対応を可能とするため、共同演習
・訓練を強化する。
わが国に対する武力攻撃
に際しての対処行動
周辺事態に際しての協力
日米共同訓練等の区分
■ 日米共同訓練は3つの区分で実施されています。「YS」はその中の1つです。
指揮所演習 日米共同統合指揮所演習、日米共同方面隊指揮所演習(YS)
実動訓練 日米共同統合実動演習、米陸軍との実動訓練、米海兵隊との実動訓練、米国における実動訓練
隊付訓練 国外隊付訓練・国内隊付訓練、米軍人の隊付見学支援
YSの特徴
■ 「YS」は方面隊レベルで行われる日米共同指揮所演習です。
○ 方面隊を主演練対象として毎年実施される指揮所演習
(担任方面隊が中心となって演習を計画・準備)
○ 他方面隊からの演習参加等全国規模の演習
○ 統幕・陸幕及び海上自衛隊・航空自衛隊の一部参加
○ 太平洋陸軍司令部等の米軍部隊と共同して実施
YSの沿革
■ 「YS」は昭和57年から29年にわたり継続されてきました。
○ S53.11.27 「日米防衛協力のための指針(前指針)」
○ S56.10.1〜10.3 初の日米陸上共同実動演習(東富士)
○ S57.2.15〜2.19
・ 初の日米陸上共同指揮所演習を実施
・ 東部方面隊と第9軍団(滝ヶ原駐屯地)
○ S57.6(YS−2)〜H7(YS−29)
・ 毎年2回(米国偶数回、日本奇数回)
・ 北日本重視
○ H8年度から各方面隊の輪番制に移行
(H11年度で、全方面隊が訓練を経験)
○ H9.9.23「日米防衛協力のための指針」(新指針)
○ H21年度までに日本で合計29回実施
(北方:13、東北方:7、東方:4、中方:2、西方:3)
YS−59の概要
■ 今年の「YS」の期間、場所、実施部隊等について紹介します。
○ 期間
平成23年1月20日(木)〜2月3日(木)
・ 機能別訓練
1月21日(金)〜26日(水)
・ 共同訓練開始式
1月27日(木)
・ 総合訓練
1月28日(金)〜2月2日(水)
○ 場所
健軍駐屯地
○ 実施部隊等
・ 自衛隊側
□ 統裁官 西部方面総監 陸将 木ア俊造
□ 実施部隊 西部方面総監部、第4・第8師団、第15旅団、方面直轄部隊、中央即応集団等 約4,500名
・ 米軍側
□ 統裁官 太平洋陸軍司令官 陸軍中将 ベンジャミン R.ミクソン
□ 実施部隊 太平洋陸軍司令部(ハワイ州)、第1軍団(ワシントン州)、在日米陸軍司令部(座間)
第3海兵師団等 約1,500名