平戸市
平戸城(ひらどじょう)は、長崎県平戸市にあった城。江戸時代には平戸藩松浦氏の居城であった。
別名、亀岡城(かめおかじょう)、亀甲城、日之嶽城。平戸島の北部、平戸市街の東部に位置する。
平戸港を見下ろし、対岸の九州本土を望む平戸瀬戸に突き出た丘陵上にある。三方を海に囲まれ天然の堀としている。
丘陵の頭頂部に本丸が築かれ、その南側に二の丸、東側に三の丸が配された梯郭式の平山城である。
最初は安土桃山時代の末期に松浦鎮信(法印)によって築かれたが破却され、江戸時代中期になって再建された。
再建にあたっては山鹿素行の軍学に沿って縄張りがなされた。平城の赤穂城と並んで、平山城では唯一の山鹿流による城郭である
平戸市(ひらどし)は、長崎県北西部の平戸島とその周辺を行政区域とする市で長崎県と九州本土の市としては最西端に位置する都市。
旧平戸藩松浦氏の城下町で、鎖国前は中国やポルトガル、オランダなどとの国際貿易港だった。
旧平戸市は、平戸島と度島などの離島を行政区域としていたが、2005年10月1日に周辺の北松浦郡田平町・生月町・大島村と合併して新たに平戸市となった。
これにより本土にも市域が拡大した。市役所は旧平戸市役所の建物が引き続き使用されている。
聖フランシスコ・ザビエル記念教会は平戸市鏡川町にあるカトリック教会である。正式にはカトリック平戸教会。
カトリック長崎大司教区の平戸地区(平戸市・松浦市・佐世保市江迎町)における主管教会となっている。
市街地から登る途中で手前の光明寺及び瑞雲寺と重なって見える様は「寺院と教会の見える風景」として平戸を象徴する情景の一つとなっている。
教会敷地内にはザビエル像や殉教者顕彰慰霊之碑、献堂75周年の2006年に設けられたルルド等がある平戸は、日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルが三度にわたって布教に訪れた地であり、平戸島や生月島では多くの住民がカトリックの洗礼を受け、その後の江戸時代の禁教令下でも隠れキリシタンとして信仰を受け継いでいった人が多かった。明治時代に禁教が解かれて、平戸でも宝亀、紐差などの教会が建てられた。聖フランシスコ・ザビエル記念教会のある平戸港周辺の市街地には、もともとカトリックの信徒は少なかったが、近隣各地からの移転により信徒が増えていった。そして1931年(昭和6年)4月に現在の教会堂が建てられた。献堂40周年の1971年(昭和46年)9月には、聖フランシスコ・ザビエルの像が聖堂のそばに建立され、これに伴い「聖フランシスコ・ザビエル記念教会」とも呼ばれるようになった
オランダかぴたんず
たびら昆虫自然園
聖フランシスコ・ザビエル記念教会