教育訓練・その他活動

2015年

第4・5回武官団セミナーについて

 陸上幕僚監部は、6月24日(水)及び6月30日(火)に「武官団セミナー」を実施しました。武官団セミナーとは、陸上自衛隊の情報発信事業として、在京及び在外大使館の駐在武官、武官補佐官及び大使館職員を対象に月1回、定期的に実施している取り組みです。ブリーフィング等を通じて情報発信することで、陸上自衛隊及びその取組について理解を促進することを目的としています。

 第4回目となる24日のセミナーでは、参加国及び参加者共に過去最大となる23か国30名が参加し、「陸上自衛隊の訓練及び演習」をテーマに、自衛隊統合実動演習及び協同転地演習の国内演習や日米共同訓練及び日米豪共同訓練の国外演習についてブリーフィングを行いました。多様化する自衛隊の任務を遂行する上で、二国間及び多国間の共同訓練及び演習の促進、同盟国及び関係国との協力の強化への理解を促進することができました。

 第5回目のセミナーでは、18か国21名が参加し、在京武官団として初めて「自衛隊統合防災演習」の研修を行いました。在京武官団は東部方面総監の磯部陸将から挨拶及び説示を受けた後、ブリーフィングで首都直下型地震を想定した災害対処演習の概要、自衛隊の災害対処要領、海空自衛隊及び各機関との取組みについて説明を受け、演習統制部、演習部隊が行動する各施設を研修して、自衛隊の災害に対する備えの高さについて理解を深めました。

 陸上幕僚監部では今後も陸上自衛隊の姿を広く世界に発信していきたいと思います。


参加者23カ国30名(第4回)

訓練演習班による説明(第4回)

武官団長フェラーラ陸軍大佐(アルゼンチン)(第4回)

参加者18カ国21名(第5回)

演習統制部の説明(第5回)

東部方面総監挨拶・説示(第5回)

統合防災演習・自衛隊の災害対処要領の説明(第5回)

演習部隊の説明(第5回)
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