国際平和協力活動等

2018年

国連PKO工兵部隊マニュアル改訂に係る東京専門家会合の開催について

 本事業は、平成26年に国連事業として我が国が議長国となり作成した国連PKO工兵部隊マニュアルの改訂に係る専門家会合です。国連PKO工兵部隊マニュアルとは、国連PKO参加各国の参考文書として、工兵部隊が必要とする能力、業務、訓練等の基準を示すものです。  

 国連より工兵部隊マニュアル改訂に係る要請を受けたことから、陸上自衛隊施設学校長を改訂プロジェクトの長とし、12月12日から14日までの間、都内で専門家会合を開催します。本会合には、国連並びに議長国の日本をはじめ10か国(日本、ブラジル、カナダ、中国、ハンガリー、アイルランド、パキスタン、セルビア、スイス及び米国)が参加して、同マニュアル改訂に向けた基本的な考え方や記述体系等について意見交換を行います。  

 陸上自衛隊は、1992年に施設部隊をカンボジアに派遣して以来、四半世紀にわたって、ゴラン高原、東ティモール、ハイチなど、様々な地域における国連PKOに参加してきました。最近では昨年5月まで、UNMISSに施設部隊を派遣し、南スーダンの国造りに寄与してきました。これらの国連PKO等で培ってきた経験・知見を活用し、工兵分野における基準作り及びその普及を主導できることは、我が国ならではの知的貢献策であり、陸上自衛隊として最大限の支援を実施していく所存です。


集合写真(開会式)

開会式における鈴木防衛大臣政務官挨拶

開会式における腰塚陸上自衛隊施設学校長挨拶

開会式に参加する鈴木防衛大臣政務官(写真左)と小野塚陸上幕僚副長(写真右)

オープニングセレモニーにおける各国参加者の自己紹介の様子
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