弘前駐屯地

 

新成人92名、決意を新たに

 弘前駐屯地は1月7日、令和4年弘前駐屯地成人式を実施した。今年は駐屯地所在部隊の隊員92人が成人を迎え、当日は訓練のため参加できない隊員を除く85人が出席した。
 式は、櫻田宏弘前市長、各協力団体の会長等多数のご来賓のご臨席と駐屯地各部隊長等の立席のもと実施された。又、新型コロナウイルス感染拡大防止により声を出しての国歌斉唱を中止するなどの対策が講じられた。
 式において天内司令は「成人おめでとう。『社会人・自衛官として成人の意義を自覚せよ。』、『自らの行動をもって感謝の気持ちを具現せよ。』、『挑戦せよ。』の3点を要望し、諸官の限りない可能性と今後大いなる活躍を期待する。」と式辞。また、新成人を代表して第3普通科直接支援中隊の佐香晃己3曹が決意表明し、「目標を見失わず若者らしく一日一日を大切にし、弘前市民の一人として社会に、そして自衛官として組織にこれまで以上に貢献できるよう精進して参ります。」と力強く述べた。
 午後、新成人者は弘前市内の寺院(盛雲院)に移動し、座禅を体験。20歳という人生の節目を迎え、自身の責任と義務を醸成する記念すべき日となった。

凛々しく成長した新成人者 天内司令による式辞
決意表明を述べる佐香3曹 記念撮影
座禅に集中する新成人者 自ら進んで警策を打たれる新成人者


自衛隊の職場を体験

 弘前駐屯地は、11月15日から16日の間、弘前実業高等学校インターンシップを実施した。
 今回のインターンシップに参加したのは2年生21名。内容は、自衛隊はどういう仕事をしているのか、自衛隊の職種、陸上自衛隊の基本的な訓練などを体験した。
 体験内容は、基本教練、ドーラン体験、ロープ訓練、行進訓練、自衛隊車両体験試乗などを実施した。高校生からは、「貴重な体験をさせていただき、職場体験を自衛隊にしてとてもよかった」と感謝の言葉をいただいた。

自衛隊の概要を説明 ドーラン体験
行進訓練体験 ロープ体験
自衛隊車両体験搭乗 記念撮影

 

自衛隊の職場を見学

 弘前駐屯地は11月5日、青少年の健全な育成に寄与することを目的として弘前市立南中学校2年生90名に対し職場見学を実施した。
 内容は、自衛隊はどういう仕事をしているのか、自衛隊の職種などを説明し、自衛隊の冬季の装備品を見学した。
 南中学校は、官舎が所在する学区であり、隊員の子供も多く、身近にある自衛隊に対する理解を更に深めることができた。

自衛隊の概要を説明 天内司令の講話
装備品展示を見学① 装備品展示を見学②


防火意識を再度認識

 弘前駐屯地は10月19日、弘前駐屯地秋季火災予防運動を行った。
 この運動は、11月9日から15日まで全国秋季火災予防運動に伴い駐屯地として今一度防火意識の向上、初期消火の重要性を認識することを目的に実施され、駐屯地は各隊舎の火災報知機、消火栓及び消火器の点検、各部屋の避難経路上に荷物はないか、コンセントのタコ足配線はないかなどを点検した。
 また、課業外には火災が発生したとの状況で、駐屯地消防隊や各中隊の消火班が火災発生場所に集合。消火訓練を実施し、各隊員は初期消火の重要性を再度認識していた。

各隊舎の消火栓の点検 各部屋の防火点検
駐屯地消防隊による消火訓練の様子 消火器による消火訓練の様子


秋の全国交通安全運動に向けて

 弘前駐屯地曹友会は、9月13日、全国で9月21日から30日までの間行われる秋の交通安全運動に向けて、弘前駐屯地曹友会交通安全呼びかけ運動を実施した。
 この活動は、交通安全運動の周知及び安全運行徹底のための注意喚起を目的に実施した。
 当日は、各中隊の曹友会役員が駐屯地正門や、南門に配置し、出勤して来た隊員に対し、今一度交通安全の大切さや安全運行の徹底を認識させていた。

正門付近の運動の様子 警務隊による免許証の点検
交通安全のチラシが入ったポケットティッシュを
配る様子
バイクも車同様に注意喚起

 

希望の光、弘前の空へ

 弘前駐屯地は、9月4日、ひろさき市民花火の集い実行委員会が主催するみんなの花火IN弘前『希望の光プロジェクト』に協力した。
 弘前市岩木川河川敷運動公園で毎年大賑わいを魅せる花火大会は、昨年からの新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止となっていた。
 弘前駐屯地は、地域貢献の一環として昨年から『希望の光プロジェクト』に協力。弘前駐屯地から打ち上がる花火は、弘前市民や駐屯地隊員にとっては、まさに『希望の光』となった。

希望の光 弘前駐屯地正門からの花火

 

転入者17名、新しい風をもたらす

 弘前駐屯地は、8月16日、駐屯地朝礼において転入者の紹介行事を行った。
 新たな戦力として、幹部4名、陸曹13名の計17名が加わった。行事では当初、着任部隊長が紹介され挨拶を述べた。じ後転入者が紹介され、代表者が「まずは部隊に慣れ、人、地域に慣れ、各戦力となれるよう日々精進していきます」と決意を表明した。
 天内司令は転入者に対し「全国各地で培った能力を遺憾なく発揮して、新しい風を吹かせて、弘前駐屯地が更に光り輝くよう邁進してもらいたい」と訓示し激励した。
 転入者を含めた新たな弘前駐屯地の今後の活躍にご期待ください。

転入部隊長挨拶 転入者代表挨拶
天内駐屯地司令訓示 新着任者教育の様子

 

隊友会活動に参加

 8月7日、隊友会が主催する忠霊塔清掃ボランティアに、修親会及び曹友会が参加した。
 修親会からは駐屯地司令、最先任上級曹長、第4中隊長、曹友会からは、50名の隊員が参加した。
 当日は、猛暑の中、熱中症対策を万全にし草刈等に汗を流していた。

忠霊塔全景 猛暑の中、作業する隊員①
猛暑の中、作業する隊員② 記念撮影

 

転出者29名、それぞれの新任地へ

 弘前駐屯地は、7月30日、定期異動に伴い転出行事を実施した。
 今回の定期異動で、幹部8名、准曹士21名の29名が北は北海道(帯広)、南は沖縄(那覇)へ異動となり送別の辞において天内司令は「新しい部隊で、新しい風を吹かせて部隊の精強化に貢献できるよう祈念する」と激励した。
 転出行事終了後は各部(中)隊ごとに紹介行事を行った後、駐屯地全隊員が隊舎前のメイン道路に整列し、転出者は見送りを受け、万歳三唱と大勢の拍手の中、新任地へと旅立っていった。

転出者代表挨拶 記念撮影
相互の活躍を願い握手を交わす隊員 万歳三唱の中、駐屯地隊員に見送られる転出者

 

自衛隊の職場を体験

 弘前駐屯地は、7月14日から15日の間、柴田高等学園学校インターンシップを実施した。
 今回のインターンシップに参加したのは2年生12名。内容は、自衛隊はどういう仕事をしているのか、自衛隊の職種、陸上自衛隊の基本的な訓練などを体験した。
 体験内容は、基本教練、ロープ訓練、天幕展張、行進訓練、自衛隊車両体験試乗を実施した。高校生からは、「自衛官を身近に感じる事ができ、職場体験を自衛隊にしてとてもよかった」と感謝の言葉をいただいた。
自衛隊の概要を説明 基本教練を体験
初めてのドーラン記念 ロープ体験の様子
天幕展張を体験 天内駐屯地司令と懇談

小学生、自衛隊に興味深々!

 弘前駐屯地は、6月27日、大坊小学校親子レクリエーションを実施した。
 今回の親子レクリエーションで参加した小学生、父兄、教員含め35名で親子レクリエーションに参加した。内容は、自衛隊はどういう仕事をしているのか、自衛隊の職種、今までの活動内容など子供達にもわかりやすく説明した。
 装備品展示では、鉄帽や防弾チョッキを着用した児童達は自衛隊にとても興味をもっていた。車両体験搭乗では児童や父兄の方々から「貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。」と感謝の言葉をいただいた。

自衛隊の概要を説明 防弾チョッキを着用する児童
車両体験搭乗の様子 駐屯地に展示されているヘリコプターも大人気