令和2年度師団訓練検閲受閲
連隊は、令和2年9月9日(水)から19日(土)までの間、王城寺原演習場において、令和2年度師団訓練検閲を受閲した。本訓練検閲受閲に向け、連隊は年度当初から2回の指揮所訓練及び3回の実動訓練を行い、練度向上に努めてきた。9月8日(火)、訓練検閲受閲に先立ち出陣式を実施し、連隊OB会会長及び連隊後援会会長より激励の言葉をいただいた後、連隊最先任上級曹長が鬨の声を上げ、らっぱ隊による突撃らっぱ吹奏で連隊としての一体感と隊員の士気の高揚を図った。翌日、王城寺原演習場において編成完結式が実施され、連隊長は「生存して支援を継続せよ」「健康管理と安全管理の徹底」の2点を要望事項に掲げ、「共に任務を完遂しよう」と力強く訓示した。連隊は、約460kmの車両行進後、速やかに展開地へ進入し防御における師団段列を早期に開設して兵站・衛生支援体勢を確立し、戦況の推移に柔軟に対応して師団各部隊の人員、装備品等の損耗状況を確実に把握し、適切な処置等を実施して師団の任務達成に貢献した。また、実動訓練検閲終了後、王城寺原演習場において各大隊等から選出された隊員による実射検閲が実施され、射撃練度が判定された。連隊は、本訓練検閲で得た教訓を今後の任務遂行の資とし、連隊長を核心として連隊の更なる精強化に邁進していく。 |