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 この度、ARMY年間写真コンテスト『 PHOTO OF THE YEAR 2017 』において、第6特科連隊本部中隊(郡山駐屯地広報室)の齊藤進曹長が見事『福田正紀賞』を受賞しました。
 ARMY 【Active Reliance Morale Yearning】とは、陸上幕僚監部広報室が発行している季刊誌で、陸上自衛隊の様々な活動を隊員やその家族を対象にホットなトピックスを写真を主体に紹介する刊行物です。
 『PHOTO OF THE YEAR』とは、毎年行われているARMY恒例のフォトコンテストで、今回で18回目を迎えるコンテストです。
 全国の陸自隊員が撮影してARMY編集部に投稿された1,000点を超える写真の中から、審査員のプロカメラマン4名の厳正な審査により、最優秀賞1点・優秀賞2点・奨励賞3点・審査員カメラマン賞4点が選ばれる陸自広報カメラマンにとっては名誉ある賞です。
 
 受賞者【初受賞】
  第6特科連隊本部中隊
  【郡山駐屯地広報室】

  陸曹長
 齊藤 進
 タイトル
 装填、前へ!
審査員講評 【福田正紀氏】
 広報職種に就き、日々色々な場面の写真を撮影されてると思いますが、この写真の撮影者はFH70の射撃訓練を撮影する際、射撃場面では無く、あえて特科隊員の作業場面と表情にレンズを向けています。
 今回も多くの火砲の射撃場面の作品が応募されていましたが、そのほとんどが射撃の瞬間・発砲炎を写し撮る事にこだわりすぎているように感じます。その中でこの写真の撮影者は射撃の瞬間・発砲炎にとらわれ過ぎず、特科隊員の姿と表情にも目を向け、この作品を撮影し応募されたわけです。
 広角レンズで被写体に迫り、奥歯をかみしめ装填棒を押す隊員の表情が写し撮られました。長くアーミーのフォトコンテストの審査をしていますが、この場面の写真を拝見したのは初めてです。
 「射撃訓練を撮影する」と言う任務を付与された撮影者は、射撃・発砲炎にのみこだわらず、周囲の隊員の様子にも注意を払いレンズを向けました。その撮影態度と観察眼を評価したいと思います。

 
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