第6師団の年表へ 第6師団の部隊紹介 
   

 
 
 第6師団は、山形・宮城・福島の南東北3県の防衛警備・災害派遣などを担当し、5つの駐屯地にそれぞれ13個部隊を配置しており、その司令部は山形県東根市の神町駐屯地にあります。国土や郷土を守る防衛警備を主たる任務としておりますが、国内外で多発している大規模災害発生にも迅速に対応しその能力を発揮しております。

 
 第6師団は、昭和37年に第6管区隊から山形・秋田・宮城・福島を警備地区とする師団(3個普通科連隊)として改編され、司令部が福島駐屯地から神町駐屯地に移駐されました。昭和45年に福島駐屯地に第44普通科連隊が新編されて4個普通科連隊を基幹とする師団となりました。また、平成2年には第6後方支援連隊・第6高射特科大隊が新編され、平成11年度の陸上自衛隊の体制移行に伴い、秋田駐屯地の第21普通科連隊が第9師団の隷下となったことにより、防衛警備担当地域が山形・宮城・福島の南東北3県となりました。
 平成18年には陸上自衛隊の改革に伴い、コア部隊の第38普通科連隊が方面混成団の隷下となり、第6師団は即応性と機動性を向上させた「即応近代化師団」に改編、平成22年には、第6化学防護隊が増強し第6特殊武器防護隊となりました。平成24年には創立50周年を迎え、さらに平成31年3月には、より即応性・機動性に優れた「機動師団」へと改編され、それに併せて第22普通科連隊が第22即応機動連隊と改編、第6戦車大隊が廃止、続いて令和2年3月には第6特科連隊が廃止され、第6情報隊が新編される改編が行われました。
 「機動師団」へと新たに改編された第6師団は、今まで以上に任務を完遂しうる精強な部隊になるべく訓練に精励し、より一層、強く優しく地域に信頼される部隊を目指しております。