「第3施設団」創設 〜大規模災害やPKO活動に対応〜

 平成29年3月27日(月)南恵庭駐屯地において、第3施設団新編に伴う第3施設団の団長旗授与式及び編成完結式等を実施した。
 第3施設団は、大規模災害や統合機動防衛力の構築及び国連平和維持活動(PKO)の一次部隊として迅速かつ質の高い活動を実施するため、これまでの北部方面施設隊を強化して新編された。
 南恵庭駐屯地に本部を置き、上富良野、岩見沢、幌別の各駐屯地にある9コ部隊約1600人体制で、陸上自衛隊の5コ施設団の中で最大となった。
 北部方面総監(山崎陸将)は団長旗授与式において「伝統を継承し、陸自最大の施設部隊としての使命を強く自覚し、常に技術の錬磨に努め、今後与えられるあらゆる任務を完遂できる新生「第3施設団」の創造を目指し、日々精進してもらいたい」と訓示した。
団長旗授与式
北部方面総監訓示
第3施設団編成完結式において訓示を述べる初代団長(鵜居陸将補)