「トムラウシ山山岳遭難者捜索及び救助活動」

  平成21年7月17日、新得町にある大雪山系トムラウシ山(標高2141m)において、18名のツアーパーティーが遭難する事故が発生、第5戦車隊(隊長 鴻上1佐)及び第5飛行隊(隊長 西田2佐)が捜索のための災害派遣に出動した。
  北海道知事からの災害派遣要請を受理した第5戦車隊は、17日0時48分、戦車隊副隊長(中津2佐)以下31名をもって派遣隊を編成し、同日2時45分、トムラウシ山短縮登山口へと急行した。
  現地到着後、同地に現地連絡所を開設、警察・消防等関係機関と調整を行い、17日4時30分頃、偵察小隊長(千葉2尉)以下24名の捜索救助班が上山を開始した。
  捜索は、捜索救助班を2コ組に分け、登山道沿いに捜索した。前日までの雨により足場が悪く、また捜索地域は岩場のため捜索は困難を極めたが、懸命な捜索を続け、同日6時51分、最初の要救助者発見を皮切りに次々と要救助者を発見・救助した。この間、第5飛行隊のヘリ2機が上空から捜索を実施した。
  11時20分頃、最後の要救護者を発見・救助し、同日13時5分北海道知事より災害派遣撤収要請を受理、捜索救助活動は終了した。
関係機関と調整する連絡幹部 捜索中の隊員達
迅速なホイスト操作により
次々と救助をする機上整備員
遭難者をヘリで搬送
災害現場と急峻なトムラウシ山
救助要員を降下させるUH−1 捜索を終え、ヘリで帰投する隊員