「北海道原子力防災訓練〜見直された防災対策に対応〜」

  第11旅団(旅団長 有吉将補)は10月24日(水)、余市郡赤井川村等の地域において、「平成24年度北海道原子力防災訓練」に参加した。
  今年度は福島第1原発事故の教訓を踏まえ、道は原子力防災計画を見直しており、これまで10キロ圏だった災害重点地域を30キロ圏に拡大、複合災害発生による交通寸断等に対応するため、陸上・海上・航空のあらゆる輸送手段を用いて、実際に住民を泊原発から30キロ圏外へ避難させる広域避難訓練を行った。
  旅団からの参加部隊は、第11飛行隊が航空機(多用途ヘリコプターUH−1)による住民輸送、第18普通科連隊が陸路(96式装輪装甲車)による住民輸送、第11旅団司令部付隊特殊武器防護隊が避難所でのスクリーニング(※)及び除染を担当した。
  訓練は午前8時30分に始まり、避難所の赤井川村キロロリゾートのホテルに航空機や装甲車により住民を輸送し、避難所に設営したスクリーニング所及び除染所において避難した住民の放射線量を測定した。
  多くの住民がスクリーニング所に避難する中、第11旅団司令部付隊特殊武器防護隊員は冷静かつ迅速に対応した。
  訓練は、高橋知事が訓練を視察するなか、正午頃無事終了した。

  ※スクリーニング…放射能汚染の検査で、身体及び所持品に付着した放射線量を線量計で計測し、汚染を確認すること。
ヘリによる避難住民の輸送
(第11飛行隊)
96式装輪装甲車(WAPC)による
避難住民の輸送
(第18普通科連隊)
避難所でのスクリーニング
(第11旅団司令部付隊特殊武器防護隊)