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活動内容

名寄駐屯地、ちびっ子サマーキャンプ２０２３を開催

　名寄駐屯地（司令：藤田明大１等陸佐）は７月２９日から２日間、駐屯地内で小学生を対象にした「ちびっ子サマーキャンプ２０２３」を４年ぶりに開催した。
　本行事は、児童の夏休み期間中に合わせ小学２年生から５年生の計３２名が参加して各種体験を２日間に亘り行なった。
　初日の朝、家族の送迎で駐屯地に訪れた児童たちは、屋内訓練場でちびっ子入隊式に臨み、一人ひとり自己紹介を行なった後、班長・班付の引率の下、駐屯地営庭において班毎に天幕を設営した。
　午後からはレンジャー訓練塔を登るロッククライミング体験、９６式装輪装甲車及び高機動車の体験搭乗、救急法及び第１１９地区警務隊による鑑識体験（指紋採取）の各種訓練の一端を体感した。夕食は「エビチリソース煮」を喫食し、夜には花火を行い、児童たちは大いに盛り上がった後、天幕内で就寝して初日の日程を終えた。
　２日目の朝は、起床後にラジオ体操を行い、天幕を撤収後、駐屯地史料館「北勝館」を見学し、最後にちびっ子修了式と記念撮影を行い全ての日程を終えた。
　児童たちは「体験搭乗が楽しかった」「ロッククライミングをもう一度やりたい」など感想を述べ、夏休みの楽しいひと時を過ごした児童たちは駐屯地を後にし、ちびっ子サマーキャンプ２０２３は幕を閉じた。
　名寄駐屯地は、今回の小学生を対象とした「ちびっ子サマーキャンプ」中学生、高校生を対象とした「職場体験学習」のほか、地域で行われる各種行事等に協力し、地域の人々に駐屯地を身近に感じてもらうとともに、自衛隊に対する理解と信頼を深めていく。