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名寄駐屯地の公式ホームページです。

TEL. 01654-3-2137

〒096-8584 北海道名寄市字内淵84番地

アクセスACTIVITY

活動内容

名寄駐屯地 しもかわアイスキャンドルミュージアムに協力

 名寄駐屯地(司令:藤田明大1等陸佐)は、令和6年1月29日から2月11日までの間、豊かな森林に囲まれ多くのスキージャンパーを輩出している北海道下川町で開催された「第50回しもかわアイスキャンドルミュージアム」に協力し、第3即応機動連隊第4普通科中隊(中隊長:遊佐崇1等陸尉)がメインオブジェを製作した。
 約2週間の製作期間中、常時氷点下10℃を下回る寒さの中、1日約10名が設計図に基づき寸法を確認しつつ重機で集めた雪をチェーンソーやスコップで削り、全力で制作にあたった。会場の入り口には来場者を出迎えるウェルカムアーチを、メインステージ上にはスノーブロックを積み上げ独創性あふれた雪のオブジェを製作した。メインオブジェは、中央部に映像を投影する雪のスクリーンを、両脇には階段を製作して上部から会場と街の景色を一望できる高さ10mの雪像を完成させた。
 開催当日のメイン会場では、約3500個の氷でできたアイスキャンドルを丁寧に配置し、夜の訪れとともに次々に火が灯された。会場内は、キラキラと燈る琥珀色の柔らかな光に包まれる中、引き渡し式が行われ遊佐中隊長から下川町長へ製作した各種雪像が引き渡された。会場には多くの町民や観光客が訪れ、幻想的な雰囲気の中、雪のスクリーンに映し出されたオーロラの放映、数多く立ち並ぶ出店やアイスキャンドルの火付け体験などを楽しんだ。
 雪像制作の作業隊長を務めた刈田友和1等陸曹は「作業の進捗が心配であったが灯りが燈り完成した会場を見て、大きな達成感を得た。」と述べ、安堵の表情を浮かべた。
 開催2日目のフィナーレでは、冬の澄み切った夜空に色とりどりの花火が打ち上げられ、街の一帯がアイスキャンドルの柔らかな光に包まれた2日間の祭典は静かに閉幕した。
 連隊は、引き続き近隣市町村で開催される各種行事やスキー大会に協力し、地域との交流と連携を図り「活力ある健全で信頼される駐屯地」を目指していく。


活動写真



▲チェーンソーで雪を切断


▲スノーブロックを積み上げオブジェを製作


▲園芸スコップで文字を彫刻


▲バーナーで点火を実施


▲地域の人々と点火を実施


▲薄暮時に点火された会場


▲夜間の会場の様子


▲行事の名称が映し出される雪のスクリーン


▲オーロラの放映と幻想的な雰囲気の会場


▲フィナーレを飾る花火

バナースペース

名寄駐屯地 INFO

〒096-8584
北海道名寄市字内淵84番地

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