アクセス - 名寄駐屯地

アクセスACTIVITY

活動内容

名寄駐屯地各部隊　北方の道場化を推進

　名寄駐屯地（司令：藤田明大１等陸佐）所在各部隊は、令和５年１０月３０日から１１月８日までの間、担任する各演習場において「令和５年度演習場秋季定期整備」を実施した。
　第３即応機動連隊及び第２偵察隊は、北海道猿払村に所在する日本最北の演習場である鬼志別演習場において道路整備・補修及び側溝の排水整備を整備した。特に第４普通科中隊は整備当初より早急に砂防ダムの整備に取り掛かり、推積する倒木等を除去してダムの機能維持に寄与した。また、第２偵察隊は演習場の境界線沿いを整備するにあたり、起伏の激しい経路を資器材を携行して徒歩で進み、述べ２ｋｍ以上の距離を除草して、整備任務を完遂した。
　第４高射特科群は、広大な敷地面積を有する北海道大演習場の東千歳地区における整備の傍ら、対空訓練や牽引車両の誘導訓練を実施して練度の向上を図ったほか、新隊員に対し油脂類や草刈り機等の各種資器材の取扱いについて教育を実施した。
　第２特科連隊第２大隊は、雪化粧の十勝岳を望む上富良野演習場において弾着地域の不発弾捜索を実施し、弾着地域一帯の安全化を図るとともに、演習場東側の国有林防火帯の除草作業を実施して安全に訓練が実施できる環境を整備した。
　駐屯地各部隊は、引き続き運用の実効性を向上に資する演習場整備にしてゆく。