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活動内容

名寄駐屯地　ピヤシリスキー場50周年記念行事に協力

　名寄駐屯地（司令：藤田明大１等陸佐）は、令和６年１月２１日「名寄ピヤシリスキー場開場５０周年記念行事」に協力した。
　本協力は「市民スキーの日」に合わせ開催され、駐屯地各部隊は屋外、屋内会場でのイベントに協力した。
　開催当日は、－１８℃の快晴の中、オープニングセレモニーで各部隊のスキー指導官が一糸乱れぬ隊形を維持し、華麗な滑りによりスキー技術の一端を披露した。
　屋外会場では、第２特科連隊第２大隊（大隊長：馬場英雄２等陸佐）及び第２偵察隊（隊長：加藤忠幸２等陸佐）が７８式雪上車と軽雪上車（スノーモービル）の乗車体験を実施した。体験に訪れた人々は白銀の景色を疾走する迫力と爽快感を楽しんだ。
　また、駐屯地業務隊（隊長：松尾佳朋２等陸佐）はスキー２型の体験を、第３即応機動連隊第１普通科中隊（中隊長：菅野泰秀３等陸佐）は冬季の装備品展示を実施して、来場者に実際の装備品に触れてもらい、冬季装備品の性能の理解を得た。
　特にスキーの体験では、スキー指導官によるデモ滑走を観覧した人々から１度官品スキーを履いてみたいと要望があったため、実際に装着してもらい、体験した人々は初めて履くスキーの感覚に驚きながら、平地や緩斜面の滑走を楽しんだ。
　屋内会場では、駐屯地音楽隊（隊長：田中雅紀１等陸曹）１４名と名寄朔北太鼓（リーダー佐藤裕樹２等陸曹）１０名がそれぞれ演奏を実施した。音楽演奏では会場を盛り上げるため楽曲の振り付けパフォーマンスや聴衆に手拍子を誘い、曲が終わるたびに多くの拍手が響き亘る中、アンコールに応え全８曲を完奏した。また、太鼓演奏では一糸乱れぬ和太鼓の音色が会場を包み、行事は盛況ののちに閉幕し、本協力は終了した。
　駐屯地は、今後も近隣で開催される各種行事に協力し、地域との交流を深め、活力ある健全で信頼される駐屯地を目指していく。