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名寄駐屯地、一年の労いを込め年末行事を実施

　名寄駐屯地（司令：藤田　明大１等陸佐）は、令和５年１２月１９日「令和５年度名寄駐屯地年末行事」を実施した。
　本行事は、日頃より駐屯地の隊務運営に多大な御支援と御協力を労う目的として、名寄地方自衛隊協力会（会長、名寄市長：加藤剛士氏）をはじめとする協力諸団体ならびにお世話になっている方々を御招きし、執り行われた。
　始めに藤田司令は挨拶で「本当に今年一年お世話になりました。我々は来年も引き続き地域に根ざした『活力ある健全で信頼される駐屯地』を目指して参りたい」と述べた。続けて加藤剛士氏が「訓練を積み重ね、更に精強な部隊として活躍できるよう我々協力諸団体はしっかりサポートしていく」と来賓を代表して挨拶を行った。
　その後、名寄朔北太鼓（リーダー：佐藤裕樹２等陸曹）１１名による演奏（全３曲）が披露され、一糸乱れぬ和太鼓の力強い音色が会場にこだまし、参加者から多くの拍手が送られた。
　また、本行事の目玉である恒例の「餅つき」を自衛隊協力会の協力の下に、来賓と駐屯地部隊長等及び各部隊を代表して参加した隊員が、威勢の良い掛け声とともに力強く餅をつき参加した皆々で餅を完成させ、参加者に提供した。
　更に餅つき終了後の会食では、本行事に因み餅を使用したメニュー『もち信田うどん』を提供し、駐屯各部隊長等が来賓の方々と懇談し、協力諸団体等の方々との今後益々の連携強化と交流関係を深め、本行事は終了した。
　駐屯地は、今後も自衛隊に対する理解と信頼感の醸成を図り、活力ある健全で信頼される駐屯地を目指し、地域との連携を強化させていく。