アクセス - 名寄駐屯地

アクセスACTIVITY

活動内容

未来への懸け橋に　中学校の職場体験学習に協力

　名寄駐屯地（司令：山﨑潤１等陸佐）は、令和４年７月１２日（火）から７月１３日（水）までの２日間、名寄駐屯地において名寄市立名寄東中学校の生徒１０名の職場体験学習を支援し、陸上自衛隊に対する理解と信頼の醸成を図った。
　学生達は、人生で初めての戦闘服に身を包み自衛隊の概要説明を受け基本教練を体験後、９３式近距離地対空誘導弾、第２偵察隊が保有するオートバイ、８７式偵察警戒車等の装備品並びに駐屯地史料館の研修を行った。また、第１１９地区警務隊名寄派遣隊による実際に鑑識で使用する器材を用いた鑑識体験により、幅広い職種が陸上自衛隊にあることを認識してもらうことができた。
　特に学生達の関心が高かった研修は、自らの命を守るためのロープワークと狙撃手が実際に用いる携帯偽装網（ギリースーツ）の着用体験であり、化粧とは一味違ったドーランを互いに塗り合い、水鉄砲を構えて満面の笑みで体験学習を楽しんでいた。
　全ての体験学習を終えた学生は「経験したことのない体験が出来て楽しかった。また、国を守る人達の大変さが理解できた。私たちも皆さんのような格好良い大人になれるよう頑張っていきたい。」と自衛隊の行動に対する理解を得た様子であった。最後に明るい未来へと歩んでゆく学生達を隊員達が笑顔で敬礼とともに見送った。
　駐屯地は、今後も総合的な学習の時間を活用した職場体験学習に協力し、地域との連接を図っていく。