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令和5年度 第1次師団対空実射訓練

令和5年度 第1次師団対空実射訓練に参加
 第3即応機動連隊(連隊長:藤田明大1等陸佐)本部管理中隊高射小隊(川村秀浩2等陸尉)は9月3日から9月7日までの間「令和5年度師団対空実射訓練」に参加し、対空戦闘射撃の練度向上を図った。
 本訓練は、国内で唯一、各種地対空誘導弾の実射射撃が可能で全国から高射特科部隊が集まる、サラブレットの生産で有名な北海道日高郡新ひだか町に所在する静内対空射撃場で近距離地対空誘導弾の実射訓練を実施した。当初、模擬実射評価としてシミュレーターを用いた訓練により、高射学校の訓練評価を受検後、器材点検、目標の追随訓練及び射撃位置の準備を完了 した。
 射撃当日は、射撃準備評価として小隊長、班長の指揮及び器材操作の評価を受けた後、対空戦闘態勢に移行し、発射班長中川3曹以下3名は上空に向け発射された高速標的機を目視で補捉し、本部管理中隊長(北出健太郎1等陸尉)の見守る中、第2高射特科大隊との斉射により、標的機の撃墜に成功した。
 昨年度は、実射訓練中の視界不良により射撃が見送りとなったため、今回の射撃が即応機動連隊新編後初の誘導射撃となった。
 連隊は、諸職種連合部隊としてそれぞれの部隊が協同して練度向上を図り、道北の護り及び日本全国に展開される即応機動連隊の役割を果たしていく。


▲射撃準備評価に向けた訓練
 
▲シミュレーターによる模擬実射訓練

▲訓練開始式

▲模擬実射評価
 
▲射座の構成
 
▲射撃準備評価の様子
 
▲射撃準備評価(手前:小隊長川村2尉)
 
▲射撃準備評価(射座へ進入)
 
▲射撃準備評価(手前:発射班長中川3曹)
 
▲実射訓練
 
▲記念撮影

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