本文へスキップ

JGSDF NAYORO

活 動activity

積雪寒冷地訓練

日本最北の連隊 氷点下の中、積雪地での救助訓練
 第3即応機動連隊(連隊長:藤田 明大1等陸佐)は、令和5年12月11日〜12月15日までの間、駐屯地営庭及び名寄演習場において「積雪寒冷地訓練」を実施した。
 本訓練は、第3普通科中隊(中隊長:永野 智泰1等陸尉)が計画し、各中隊のスキー指導官を主体に積雪地における災害対処能力の向上を図る目的で実施した。
 気温がマイナス5℃の中、山間部において雪崩が発生、遭難者が発生した想定で、当初、先発された捜索班は、約20kgの背のうを背負い、スキーを巧みに操作し、ソリ(アキオ)を曳航し、急斜面や沢を乗り越えて遭難現場に到着した。
 捜索訓練では、急斜面において横一線に並び、全長2m70cmの捜索器具を使用し、捜索を実施するとともに、2次雪崩の発生からの回避行動、隊員が行方不明になった場合の対処要領を訓練した。患者救助後、応急処置を実施した後、ソリ(アキオ)による後送を実施して訓練は終了した。
 連隊は日本最北に駐屯する積雪寒冷地部隊として本格的な冬季を迎えた隊区内での行方不明者捜索や遭難者救助に備え、日々訓練を重ね事態に即応できるよう態勢を確立していく。

  ▲行動訓練
 
▲アキオ曳航し、斜面を通過
 
▲アキオを制御し沢を下る
 
▲現場周辺の宿営地に到着
 
▲雪面を切り抜き「弱層テスト」を実施
 
▲捜索地域周辺で宿営準備を整える
 
▲捜索活動前の雪崩トランシーバーのチェック
 
▲遭難者の物と思われるスキーと捜索班
 
▲遭難現場の捜索活動
 
▲懸命に捜索を実施
 
▲隊員負傷につき応急処置を実施
 
▲負傷者を後送

お問い合わせ先

〒096-8584
北海道名寄市字内淵84番地
陸上自衛隊 名寄駐屯地 司令業務室 広報班 TEL 01654-3-2137(内線208)

プライバシーポリシー