活動報告 - 第３即応機動連隊

活　動activity

令和５年度連隊冬季戦技競技会

団結の強化と士気の高揚を図る

　第３即応機動連隊（連隊長：藤田明大１等陸佐）は、令和６年３月４日から３月６日の間、駐屯地において「令和５年度連隊冬季戦技競技会」を４年振りに実施し、中隊対抗の部で第３普通科中隊（中隊長：永野智泰１等陸尉）が優勝した。
　開会式で、藤田連隊長は「最後まで諦めない心で仲間を信じ、助け合い精神で臨め」と隊員に訓示した。
　本競技会は、今年度スキー技術を習得した隊員が到着タイムを競う「スキー等基本教育の部」と、７個中隊が平均タイムを競う「中隊対抗の部」の２部門で実施した。
　各人は、点呼位置で装具点検を受けた後、号砲とともに一斉にスタートを切り、日頃の訓練成果を存分に発揮し、起伏ある３，４ｋｍのコースを滑走した。今回の中隊対抗の部では、初の試みとして各中隊毎に個人機動と重量５０ｋｇのアキオ曳行を組み合わせた部隊機動により実施し、中隊長と各組長が隊員の士気を鼓舞させ、中隊一丸と合ってゴールを目指した。
　競技の結果、スキー等基本教育の部では、第１普通科中隊が１位から３位までを独占し、松谷光輝士長、今井弘晴士長、大根諒大１士が表彰を受けた。第１位の松谷士長は「日々の訓練通りに滑走することが出来た。今後は陸曹候補生選抜試験の合格に向けて頑張っていきたい」と感想を述べた。また、中隊対抗の部では、第３普通科中隊が７年振り３度目の優勝を勝ち取った。第３普通科中隊は「中隊長の要望事項『一丸・優勝・限界突破』を具現化するため中隊が一丸となって団結心に満ちた雰囲気の中、優勝へ向けて１秒でもタイムを短縮させるべく厳しい訓練にも前向きに取り組み、優勝する事ができ中隊の絆が更に深まった」感想を述べた。
　連隊は、引き続き日々の訓練や競技会等を通じて隊員の士気を高め団結を強化させ、いかなる任務にも即応し得る精強な部隊を目指していく。
　