隊の活動状況
令和5年度山地機動訓練(夏季)
 隊(隊長柴田1佐)は、令和5年10月2日(月)から10月6日(金)までの間、真駒内駐屯地及び積丹岳一帯において、令和5年度山地機動訓練(夏季)を実施した。
 本訓練は、山地遭難者救助活動要員等に対して、戦闘又は災害派遣時の山地機動に必要な技能を修得させる目的で行った。
 当初、訓練参加者は、真駒内駐屯地において、懸垂下降、登高法等の訓練を行い、基礎的な技術を修得・向上させた。その後、積丹岳一帯で生地訓練を行い、総合的な山地機動の能力について練度を向上させた。
また、生地訓練では、厳しい想定・重装備に加え、強い雨や雹が降るなかでの訓練となったが、参加した隊員からは、「実戦的な訓練に参加することができ良かった、引き続き練成し、人命救助等に活かしていきたい。」との感想もあり、参加者の個々の訓練に対する充実感が伝わるとともに、第11特科隊の山地機動能力向上など、大変実りのある訓練となった。 
登高法
ロワーダウン
   
指導部による認識の統一
 歩測計算により距離を確認
   
後方交会法の訓練
   
   
悪天候の中での山地機動
   
積丹岳の「頂」踏破し、士特科隊旗を掲揚