隊の活動状況
令和5年度新隊員特技課程後期教育総合訓練
 隊(隊長 柴田1佐)は、令和5年9月12日(火)から9月13日(水)までの間、北海道大演習場西岡地区において、令和5年度新隊員特技課程後期教育総合訓練を行った。
 本訓練は、新隊員が野戦特科隊員として必要な識能・資質を修得するため練誠した。
3ヶ月にわたる教育の集大成であり、その成果を確認する目的で実施された。
 9月12日(火)新隊員は、菱形森地域において、火砲掩体の径始、偽装網の展張要領の訓練、火砲掩体の築城訓練等、駐屯地と全く違う環境での本格的な訓練に新隊員は真剣な眼差しで,元気一杯に初日の訓練を終了した。
 翌13日(水)新隊員は、戦闘準備で顔にドーランを塗り、身体偽装を行い物心両面の準備を完了し午前中は砲班訓練、午後からは火砲による空包射撃を整斉円滑に実施するとともに、3ヶ月の教育で習得した知識と技能を存分に発揮した。
 訓練終了後、新隊員からは、「日頃の訓練成果を発揮でき良かった。中隊配属後も全力で頑張ります。」と頼もしい感想もあり、その表情は達成感と自信に満ち溢れ、多くの成果をもって有終の美を飾る事ができた。
 新隊員14名は、9月21日(水)に、教育修了式を迎え、晴れて野戦特科の隊員として第11特科隊及び第10即応機動連隊火力支援中隊の各中隊にそれぞれ配置される。 
開始式及び区隊長からの激励
径始綱を使用した火砲掩体の径始
   
 偽装網展張準備中  展開した偽装網下での掩体構築
   
ドーランを塗り戦闘準備中の新隊員
   
 偽装も終わり戦闘準備完了した火砲  コリメータ設置 
   
空包射撃   火砲を囲み集合写真