隊の活動状況
令和4年度新隊員特技課程及び一般陸曹候補生課程後期教育総合訓練
  第11特科隊(隊長柴田1佐)は、令和4年9月9日(金)から9月11日(日)までの間、北海道大演習場島松地区において、令和4年度新隊員特技課程及び一般陸曹候補生課程後期教育総合訓練を行った。
 本訓練は、新隊員が野戦特科隊員として必要な知識・技能を修得するため練成した3ヶ月にわたる教育の集大成であり、その成果を確認する目的で実施された。
 9日、新隊員は、二翁台地域において訓練開始式を実施するとともに隊容検査を受けて、訓練に臨む気概を示した。じ後、陣地の偵察、火力戦闘及び築城を実施したが、新隊員は元気溌剌と初日の訓練を終えた。
 翌10日には、築城の補備修正を行うとともに、火砲による空包射撃を整斉円滑に実施するとともに、夜間進入準備、日没後の自衛警戒を実施して、後期教育で培った知識と技能を存分に発揮した。
 訓練終了後、新隊員からは、「日頃の訓練成果を発揮でき良かった。中隊配属後も全力で頑張ります。」と頼もしい感想もあり、その表情は達成感に満ち溢れ、多くの成果をもって有終の美を飾る事ができた。
 新隊員26名は、9月22日(木)に、教育修了式を迎え、晴れて野戦特科の隊員として第10即応機動連隊火力支援中隊及び第11特科隊の各中隊にそれぞれ配置される。
訓練開始式

隊容検査

陣地偵察
   
陣地進入
   
築城訓練
コリメータ設置
   
射撃を前に集中する新隊員達
   
空包射撃