隊の活動状況
令和4年度特科隊訓練検閲
 隊(隊長柴田1佐)は、令和4年5月16日(月)から5月25日(水)までの間、真駒内駐屯地及び北海道大演習場(島松地区)において、令和4年度特科隊訓練検閲を受閲した。
 特科隊訓練検閲は、応急出動準備及び旅団の陣地攻撃における特科隊の行動について旅団の評価を受け、じ後の練成訓練の資を得る目的で行われた。
 当初、真駒内駐屯地で実施した応急出動準備では、出動準備計画に基づき装備品等を準備するとともに、出動前の各種教育訓練(ミッション・リハーサル)を行い、隊員に戦地に赴き任務を完遂する覚悟と自信を付与した。
 20日からは、駐屯地からの車両行進に引き続き集結地を占領、夜間の陣地進入により企図を秘匿して射撃準備を完了するとともに、第28普通科連隊・偵察隊との綿密な火力調整に基づき、情報・機動・火力を連携させ、火力戦闘を実施して旅団の任務達成に寄与した。
 また、24日の総合戦闘射撃では、訓練検閲で実施した「機動と火力の連携」を実射訓練により、弾先で確認・評価を受け、練度向上の資を得た。
 本検閲間、隊長要望事項「戦場の女神たれ」「常に考えて進化せよ」「安全・健康を堅持せよ」のもと「一丸」となり、部隊及び隊員の能力を遺憾なく発揮し、一件の事故もなく任務を遂行した。引き続き、隊長を核心として精強な特科隊を育成するため、検閲講評における指導事項を速やかに是正し、旅団特科隊として練度を向上させ、今まで以上に旅団の戦闘に貢献できるよう気持ちを新たにした。
統裁官訓示受け

特科隊全員での勝どき
(HEY!HEY!砲兵!!)

ミッションリハーサルにより認識統一
火力調整所で指揮を執る隊長
   
命令・号令を伝達する射撃指揮班
通信小隊による有線構成
   
気象班による放球
前進観測班による射弾の観測
   
レーダ班による射撃の標定
副隊長による現地確認
   
総合戦闘射撃での実弾射撃
旅団長から優秀隊員へのメダル授与