隊の活動状況
第2中隊冬季訓練検閲
 第11特科隊(隊長髙山1佐)は、平成31年2月18日から2月23日までの間、北海道大演習場(島松・恵庭地区)において、旅団冬季訓練検閲の場を活用して、第2中隊訓練検閲を実施した。
 本検閲は、冬季における射撃中隊の行動について評価して、その進歩向上を促す事を目的とした。特に状況の特質に適合した火力運用、冬季の特性を踏まえた部隊運用、部隊の基礎的行動並びに、基本基礎を主要検閲項目とした。
 第2中隊(中隊長千葉3佐)は、18日0830、真駒内駐屯地における隊長訓示に始まり、20日1400から北海道大演習場(島松・恵庭地区)において状況を開始した。 交戦訓練用装置(バトラー)を装着した各隊員は、集結地占領に続き、陣地占領(陣地占領の準備、陣地の占領、陣地変換)を、極めて実戦的な状況下において訓練した。
 中隊長千葉3佐は、「基本基礎」を要望事項として掲げ、隊員も中隊長を核心にこれまで積み上げた訓練成果を遺憾なく発揮し、23日0800訓練検閲を終了した。
 引き続き25日には、真駒内駐屯地において、訓練検閲の総評を行い、部隊としての評価を伝達するとともに、小林士長を優秀隊員として、表彰した。
統裁官の訓示を受け検閲に臨む第2中長

中隊長の命令を伝達する先任陸曹

敵情を観測する前進観測班長
火砲位置を選定する砲班員
   
迅速に陣地進入する火砲
P-SAMによる対空戦闘
   
傷病者の搬送
優秀隊員として表彰した小林士長