隊の活動状況
平成29年度隊冬季練成訓練
 第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成30年2月21日から24日の間、真駒内駐屯地で平成29年度隊冬季練成訓練を行った。
 練成訓練は、冬季の特性に応じた部隊の基本的行動、隊員の基礎動作の向上を図る目的で行われ、10式雪上車によるジョーリング、積雪地の特性に応じた小銃の各種射撃姿勢及び宿営を行った。
 10式雪上車によるジョーリングは、冬季の装備を装着、武器を携行し、各中隊の上級部隊スキー指導官等による実施要領の展示・説明の後、各中隊ごと駐屯地総合グラウンド内を周回した。
 小銃の各種射撃姿勢については、スキーを装着した状態で、ストックや背のうを活用した姿勢を演練した。
 また、宿営では、雪を利用した施設(イグルー)を日中に作成し、冬季訓練未経験者(新渡道隊員等)を主体として夜間にイグルー内に宿営した。
 実際に宿営を体験した隊員は「寒いと思ってましたが、意外と温く過ごすことができました。」と語った。
 短期間の練成訓練ではあったが、本訓練を通じ、隊員は冬季の訓練の練度向上を図ることが出来た。


10式雪上車でジョーリング(本部管理中隊) 
武器・装具を装着しジョーリング(第1中隊)
防寒処置を行いジョーリング
(左から 第2中隊 田上3曹 寶田士長 矢野3曹)
ストックを使用した立ち撃ちの射撃姿勢
(本部管理中隊)
ストックを使用したひざ撃ち射撃姿勢の説明
(写真右 第1中隊 能登3尉)
ストックの上に肘をのせ安定した伏せ撃ちの射撃姿勢
(第2中隊)
   
切り出したばかりのアイスブロックを運搬
(左から2人目 本管中 阿部1士)
アイスブロックを積み上げてイグルー作成
(左から2人目 第1中隊 永田3曹)
   
完成したイグルー
イグルー内で一夜の就寝
(左から 第2中隊 三上士長 松原1士)