隊の活動状況
平成29年度演習場秋季定期整備
 第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成29年11月1日(水)から11月8日(水)までの間、北海道大演習場において、平成29年度演習場秋季定期整備を実施した。
 本演習場整備では、「道場化の推進」と「隊務の総合一体化」を図るべく、整備、夜宴及び自隊訓練の3本柱で行われた。
 まず、島松地区では不発弾捜索、防火帯整備、島松山道及び観測所の整備を、真駒内射場地区では第2射場の整備を、そして、西岡地区においては有明道の整備を、小雪の降る中、早朝から日没まで隊全力で行った。
 隊務の総合一体化施策では、11月4日(土)に「絆の強化」を目的に懇親会(夜宴)を行い、普段演習等に参加出来ない隊員も含めて心情把握等を行うとともに、竹本旅団長をお招きして職務に対する曹士の「熱い気持ち」を聞いて頂いた。
 また、11月6日(月)には、西岡地区において、車両の夜間行進訓練を実施し、夜間の操縦経験の少ない隊員を含め、隊の夜間行進能力の向上を図った。
 各中隊は、隊の担任区域を感謝の念を抱きつつ、「自分たちの道場」を黙々と整備し、1件の事故もなく、 11月8日(水)に、旅団の点検をもって、全ての作業を終えた。

現地での作業指示
(写真右 第3中隊 城谷3尉)
 
不発弾の捜索
「最新の注意を払い不発弾を捜索します」
(第2中隊 露木士長)
足場の悪い状態での廃弾回収
「安全に心掛け人一倍回収してます」
(本部管理中隊 杉原士長)
不整地にもかかわらず横一線の隊形を保持した不発弾捜索(第2中隊
隊の懇親会(夜宴)に旅団長をご案内
夜間の車両行進訓練(中隊長の命令下達)
   
レーキで落ち葉を集める隊員
「排水向上の為、一枚も残さず集めています」
(左 本部管理中隊 伊保士長)
安全係りによる若年隊員に対する注意喚起
(第2中隊 下舘2曹)
   
レーキで枯草を集める隊員
「周りと連携して危険を意識しつつ、作業を終える事ができました」
(右 第1中隊 藤本士長)

安全間隔を保持した防火帯整備
(第1中隊)
   
普段演習に参加してない隊員も含め、約200名が夜宴に参加
 安全に注意し草刈りを行う
「先任士長として先輩方に追いつく為に全力で頑張りました」
(第3中隊 櫻井士長)