隊の活動状況
平成29年度冬季山岳遭難救助訓練
  第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成29年10月23日(月)から10月27日(金)までの間、真駒内駐屯地及び恵庭市恵庭岳において、平成29年度特科隊冬季山岳遭難救助訓練(基礎訓練)を行った。
 本訓練は、特科隊冬季山岳遭難救助要員の練度の維持向上及び新たな基幹要員を養成する目的で行い、14名が参加した。
 訓練は段階的に行い、当初、真駒内駐屯地レンジャー訓練塔において、各種器材操作及び懸垂下降、遭難者搬送法等を練成した後、26日(木)には、恵庭岳において険しい地形(斜度約80度、高さ約30m)での、懸垂下降訓練等を行った。
 山岳救助訓練に初参加の隊員からは、「参加にあたり、不安もあったが、段階的な訓練により救助に必要な技術・体力・精神力を修得することができた。特に、絶対に救助者を救護・搬出するという強い使命感を涵養できた。」との所見があった。
 また、本訓練では隊員個々の練度向上はもとより、組訓練を通じて、隊員間の連携強化が図れる等、多大な成果を収めることができた。



レンジャー塔での懸垂下降訓練
(写真左から 本部管理中隊 小谷2曹 第2中隊 矢野3曹) 
レンジャー塔での遭難者吊り上げ訓練
(第3中隊 渡邉3曹)
救助訓練場所までの険しい道のり
危険箇所についての説明 
(写真左 本部管理中隊 山田曹長)迅速に安
高さ約30メートルの崖にひるむことなく懸垂下降する隊員
(本部管理中隊 青山2曹)
斜度約80度の崖を懸命に懸垂下降する隊員
(第1中隊 石嶋2曹)
   
約20kgの山岳救助器材を背負い訓練場所へ移動する隊員
(写真左から 第2中隊 阿武3曹 本部管理中隊 青山2曹 第1中 隊 能代谷3曹)
救助訓練場所を目指し登坂する隊員
   
安全確実に懸垂下降する隊員
(写真 第2中隊 外柳2曹)
安全を確認し懸垂下降する隊員
(第3中隊 上野2曹)
   
ストレッチャーを背負い懸垂下降する隊員
(第3中隊 渡邉3曹)
 ストレッチャーを使用し要救助者を搬送する隊員
(第2中隊 田川3曹)