隊の活動状況
  平成29年方面隊職種協同訓練(特科)
 第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成29年9月5日(火)から9月11日(月)の間、矢臼別演習場において、平成29年度方面隊職種協同訓練(特科)に参加した。
 本訓練は、対砲兵戦における情報と火力を連携させた戦い方を追求して、新たな戦法を確立するとともに、総合戦闘力を最大限発揮し得る方面隊の特科部隊として必要な能力を向上させる目的で行われた。  
 隊は、年度当初から目標を確立、限られた時間の中で練成を継続して本訓練に臨んだ。
 特にレーダ、OS(イーグルアイズ)は、一撃必殺の撃破射撃を追求した標定活動を行なうほか、今年度から取り組んだFiCSを使用した標定報告等により、観測機関とFSCCの情報共有を確実にしつつ、目標発見から弾着まで極限のリアクションタイムで行うなどの所望の成果を獲得することができた。
 また、第1中隊は、対抗部隊砲兵群として参加し、頻繁な小移動により建在性を保持しつつ、のべ約300発の砲弾を不具合なく迅速・整斉と射撃して、実戦的な強い敵の現示により、見事その任務を完遂した。
指揮を鼓舞する隊員
レーダCP
(左から 本部管理中隊 藤原3曹 前田3曹)
情報の整理をする情報幹部
(写真 左)
OSCP
(左から 本部管理中隊 熊本2曹 高橋3曹 花ヶ前3曹)
第11旅団長による視察
(写真 左 第11特科隊長 右 第11旅団長)
大量の弾薬を準備する第1中隊
レーダの点検をする隊員
(左から本部管理中隊 寺島2曹 平塚3曹)
射撃号令を付与するFDC要員
(左から 本部管理中隊 星川曹長 玉利3曹)
画面を注視するFAIS要員
(本部管理中隊 宮崎1曹)
隊長に特科隊の状況を確認する
統裁官(第1特科団長(写真 左))
合同情報所で情報収集する隊員
(左から 本部管理中隊 森山1曹 隊本部 渡邊3尉)
頻繁な小移動を行い実戦的な強い敵を現示する火砲
(第1中隊 第1砲)