隊の活動状況
  平成29年度第1次隊集中訓練
 第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成29年5月21日(日)から5月26日(金)までの間、矢臼別演習場において平成29年度#1隊集中訓練を行った。
 本訓練は8月に予定されている特科隊実射検閲に向けて練度向上を図る目的で実施し、新規納入火砲の初度受領射撃、関係弾道癖決定のための射撃及び頻繁な小移動を伴う練成射撃を行った。
 頻繁な小移動を伴う射撃は、隊としては初めての試みであったが、これまでの段階的な訓練及び事前の周到な準備により、一件の事故もなく数多くの成果を挙げることができた。
 あわせて、隊が担任実施した旅団観測者集合訓練において、射撃中の火砲等の研修を行うほか、隊の実射練成訓練において、特科職種ではない訓練参加者が射撃要求、射弾の観測を行うという特科隊初の試みを成功させ、旅団における情報と火力の連携について、その実効性を向上させることができた。

初度受領射撃(写真左 三上3曹) 
関係弾道癖射撃(第2中隊)
頻繁な小移動(待機位置から射撃位置)
実射中の火砲を視察する副旅団長
(右から二人目)
勾配のある不整地に陣地占領(第3中隊)
林内に隠蔽し陣地占領(第1中隊)
射撃号令を付与する射撃指揮班
観測所で射弾の観測をする
旅団観測者集合訓練参加者
レーダの準備をする寺島2曹
弾着を標定中の佐藤士長
放球準備中の有馬1曹(左)と小名木士長(右)
射撃準備(給弾)中の山本1士