隊の活動状況
  旅団冬季訓練検閲
 第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成29年2月1日から2月6日までの間、北海道大演習場(島松及び有明地区)において平成28年度旅団冬季訓練検閲に参加した。
 隊は、第1中隊が本検閲の受閲部隊である第10普通科連隊の配属部隊として2夜3日にわたり、火力戦闘任務を遂行する他、統裁部の企画統制、審判、安全、管理及び補助官の各部に、人員・装備をもって支援し整斉円滑な検閲統裁に寄与した。
 第1中隊は、日中でも氷点下の厳しい気象条件の中、頻繁な小移動を伴う射撃の他、99式自走155mmりゅう弾砲が装備されて初めて冬季の特性に応じた部隊行動を演練した。
 また、火力調整においては、情報と火力の連携により戦闘の終始を通じて砲迫火力を発揮して、第10普通科連隊の任務達成に寄与した。
 万全な準備を行い、これまでの訓練で培った成果を遺憾なく発揮し、多くの教訓事項を得て旅団冬季訓練検閲を終了した。
隊長へ現状を説明する火力調整補佐者
極寒の中で絶えず四周を警戒する隊員
雪原を疾走し火力発揮した火砲
計画的に戦力回復する砲班員
第1中隊 CPで指導・激励する隊長
統裁部の縁の下の力持ちの管理部施設維持班(仮設トイレ清掃等)