隊の活動状況
  平成28年度方面職種協同訓練(特科)
 第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成28年11月12日から19日までの間、矢臼別演習場において平成28年度方面職種協同訓練(特科)に参加した。
 本訓練は、対砲兵戦における情報と火力の戦い方を追求して新たな戦法を確立するとともに、火力戦闘により敵部隊を撃破するための練度向上を図った。
 編成完結式終了後、隊長は「今までの連携訓練により築き上げたチームワーク、熱いハートそして自信を持って訓練に臨め。」と訓示し、全隊員が一丸となり訓練に取り組むことにより、ほぼ所望の成果を獲得することができた。
 また第3中隊は、対抗部隊砲兵群として参加し、頻繁な小移動を伴う実射を迅速・整斉と行い、強力な敵砲兵役として実戦的に行動し、その任務を見事に完遂した。

編成完結式
火力戦闘を指揮する特科隊長西島1佐
観測機関からの情報により敵砲兵陣地を解明
敵砲兵を標定するレーダ班
敵砲兵部隊として行動中の第3中隊指揮所
複数の射撃陣地を頻繁に小移動して射撃する火砲(第3中隊)
統裁官(特科団長)視察
統裁官「まだまだだぞ」
隊長「分かりました。改善します!」
富士学校特科部長視察(右から2番目) 
部長は、連隊時代の第1大隊長であり、当時の部下と再会
参加者のコメント
敵を倒す気概を持って訓練に臨みました。
第2科長 山口1尉
改めて良好な精度で目標を発見したいという思いが強くなりました。
第1中隊 空中観測 河村2尉
敵も実践的に行動しているので、敵を意識した戦術行動を取ることができました。
第2中隊 第1OS組長 鈴木3尉
百数十発の実射は、部隊の自信につながり隊員の意識は高まりました。 
第3中隊 戦砲隊陸曹 森﨑1曹
火砲にもバトラーを装着した訓練だったので、敵と戦っている感覚がありました。
第3中隊 戦砲隊陸曹 前田2曹
1発でも多く射撃し、敵を撃破するという気持ちで臨んだので班員の指揮は上がりました。
第3中隊 第3砲班長 藤野3曹