隊の活動状況
  平成28年度第11特科隊実射検閲受閲
  第11特科隊(隊長 西島1佐)は、平成28年10月14日から20日までの間、矢臼別演習場において第3回隊集中訓練を実施し、10月18日には、今年度最大の目標である「平成28年度特科隊実射検閲」を受閲した。
 本検閲は、天候にも恵まれ、隊長要望事項である「気持ちを合わせ臨む。」により全隊員が一丸となり、訓練の成果を弾先に込め、これまでにない良好な成果を収めることが出来た。
必通の信念で、有線を構成する通信小隊
射撃のための気象を観測する気象班
朝霧の中、弾薬準備
観測タワーから目標を観測し弾着を標定
特科隊の行動を律する射撃指揮所
砲班に対し正確かつ迅速に射撃号令を伝達する中隊射撃指揮班
秋晴れの下、特科隊射撃準備完了!撃て!
火砲も気合いが入り、リズム良く射撃
 初めての実射検閲に参加した新隊員の感想
本部管理中隊新隊員 三反田2士

 
今回の実射検閲では初めてレーダ班として演習に参加しました。先輩方が一つ一つ丁寧に指導して下さったので不安を感じる事なく活動することができ、微力ではありますが班内の円滑な標定活動に貢献することが出来ました。
 これからも日々の訓練に励み、隊に貢献出来るように頑張ります。
第1中隊新隊員 藤本1士

 後期教育で空砲射撃を見たことはありましたが、実射は見たことがありませんでした。
 今回初めて第11特科隊実射検閲に参加して、実際に眼の前で実射を見ることができました。音と爆風がすごく、一発一発撃つたびにびっくりしました。また、弾丸や装薬の重さ、連結の仕方を学べてよかったです。この経験を活かして第11特科隊に貢献していきたいです。
第2中隊新隊員 寶田2士

 私は、初めての実弾を使用する特科隊実射検閲を受閲し、任務の重要性を再認識しました。
 また、射撃後の整備において、失敗を起こしましたが、中隊長と先輩の皆さんの厳しいご指導と温かく優しい励ましの言葉を頂き、とても感動し、その夜泣いてしまいました。
 次は目標を立て、日々前進して頑張っていこうと思います。
第3中隊新隊員 山本1士

 実射検閲に参加して自分は色々な勉強をすることが出来ました。
 まず、空砲と実射を比べ、音や反動などの違いに驚きを隠せませんでした。
 その他、弾薬・装薬の開梱など、初めてのことが多い中、砲班長をはじめ、砲班の方々に優しく、時に厳しくご指導をいただき、とても充実した実射検閲になりました。今回の経験を活かし、日々成長していきたいと思います。