隊の活動状況
 平成28年度第1回隊集中訓練
 (6月10日~21日) 
  第11特科隊は、平成28年度第1回隊集中訓練を実施し、指揮機関訓練、中隊練成訓練、徒歩行進訓練、隊実射訓練、射撃中隊訓練検閲等を行った。
指揮機関訓練

 隊長随行班による偵察、中隊長随行班に対する隊長による陣地占領命令の下達により、指揮機関の練度の向上を図った。
中隊練成訓練

 射撃中隊は、今年度から取り組んでいる頻繁な小移動と広域分散を主体とする訓練を実施し、健在して火力戦闘を継続出来る基盤を確立した。
 
徒歩行進訓練

 北大演島松地区において、レンジャー要員を基幹とした前衛班、その後、前衛小隊、本部管理中隊、隊本部、射撃中隊、後衛班の順で各級指揮官の行進間の指揮要領を演練した。
 隊員は、降雨により身体が濡れ、視界と体力が奪われる中、行進隊形と行進間隔の維持に努め、全員が目的地まで完歩した。本訓練により、隊の徒歩行進能力を大きく向上させることができた。
特科隊実射練成訓練

 実射検閲に向け、各機能の連携と、正確な目標位置の決定について演練した。特に射撃の精度・速度の向上を図った。
各種射撃訓練

 110mm個人携帯対戦車弾射撃(LAM)及び84mm無反動砲(84RR)射撃訓練を実施して、各個射撃における練度の向上を図った。
 射撃中隊訓練検閲

 1夜2日にわたる旅団の陣地防御における特科隊内射撃中隊の行動、特に頻繁な小移動と連携した迅速かつ正確な射撃について、3コ射撃中隊同時検閲を実施した。