連隊は、平成26年1月7日、訓練始めとして全隊員一丸となっての山地機動訓練(本宮山登山)【愛知県豊川市】を行いました。
標高789メートルの本宮山は、山頂に砥鹿(とが)神社の奥宮があり、古くから東三河の人々に親しまれてきた場所であり、天候の良い日には登山道から富士山が望むことが出来ると初日の出や初詣の人気スポットとしても知られています。隊員たちは午前4時30分登山道入り口から登山を開始し、山頂までの約5キロの山地機動訓練を行いました。
連隊は、平成26年1月8日から11日までの間、あいば野演習場(滋賀県高島市)において各種火器の射撃訓練を行いました。射撃日となった9日及び10日は両日ともに朝から猛吹雪に見舞われるとともに、積雪30センチ、気温も氷点下という厳しい環境下での射撃となりましたが、隊員たちはこれまでの練成で培った射撃練度を十分に発揮し所期の目標を達成しました。
平成26年3月26日、豊川駐屯地において中部方面混成団の隷下部隊として編合された第49普通科連隊への自衛隊旗及び中隊旗授与式・編成完結式が行われました。押川連隊長は鈴木幕僚副長から真新しい自衛隊旗を力強く受け取った後、中部方面混成団長に対し編成完結報告を行い、第49普通科連隊は第5中隊を加え新たな一歩を踏み出しました。
連隊は、平成26年2月14日、駐屯地近傍の豊川市陸上競技場において連隊持続走競技会を行いました。競技は連隊ナンバー「49」に因んだ49qの駅伝方式で行い、陸上競技場1周400bのトラックを122.5周するコースで25個チーム(1チーム最小5名〜最大11名)が参加、中隊対抗方式(参加チームの平均タイムで競技)で198名の隊員が競技に臨み日々の練成の成果を存分に発揮しました。
平成26年3月25日、豊川駐屯地において自衛隊旗及び中隊旗返還式が行われました。連隊は平成16年3月29日創隊以来、10年間にわたり第10師団隷下のコア連隊として活動してきましたが、この度の改編に伴い第10師団隷下から離れるとともに対戦車中隊が廃止となりました。