第33普通科連隊長兼ねて久居駐屯地司令の金子1佐です。久居駐屯地の中核部隊である第33普通科連隊は、三重県全域の防衛・警備及び災害派遣を任務とする部隊です。

 連隊は、旧軍の頃よりこの地に駐屯し、また旧軍と同一連隊番号である33を継承する全国で唯一の部隊であり、100年以上の歴史と伝統を持った三重県の郷土部隊です。近年、我が国の安全保障環境は厳しさを増しており、また、地震・台風等の自然災害も強く懸念されています。ここ三重県においても東南海・南海トラフ地震への脅威が強く懸念されており、連隊は、県や市町村等の自治体や警察・消防等と連携して常に災害への脅威に備えるための準備や訓練等を行っています。

 三重県には、日本人の心の故郷である伊勢神宮をはじめ、多くの歴史的な文化財や伊勢・志摩等の有名観光地、北勢地域の工業地帯等、多くの守るべき県民とその財産があります。我々は、それらを守るためにどのような困難な任務であっても必ず完遂し、国民・県民の皆様に安心を提供する部隊となるよう精進する所存でありますので皆さまからのご理解・ご支援等よろしくお願い申し上げます。


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