沿革


 久居駐屯地の歴史は古く、明治41年に旧陸軍の駐屯地として発足しました。大正14年の宇垣軍縮により、愛知県名古屋市に所在する守山駐屯地から歩兵第33聯隊が久居駐屯地に移駐しました。終戦後は大蔵省の管理となり、昭和29年に自衛隊が設置されるまでの間、戦災を受けた高校や会社等が使用し、引揚者も収容され、訓練場は農地として復員者に貸与されていました。

 時代は流れ、昭和25年に警察予備隊が創設され、県当局をはじめ地元久居町の強い要望により久居駐屯地に自衛隊を誘致しました。こうして再び久居駐屯地が昭和27年7月に発足し、この【33】という数字も陸上自衛隊となった今でも地元から愛される連隊番号として継承されています。

 第33連隊は、平素から部隊での訓練の他、三重県下各市町、関係機関との連携強化を図った訓練も行っております。


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