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師団の沿革・活動

各種国際貢献活動

- イラク人道復興支援活動 -

 平成15年7月26日「イラク復興支援特措法」が成立し、自衛隊は平成16年1月からイラク南部サマーワにおいて活動しております。
 師団は平成17年2月第5次復興支援群に約500人の隊員を派遣し、学校等公共施設の復旧・整備、医療技術支援、人道復興支援物資の輸送及び給水等を実施しました。

- 国連平和維持活動(PKO) -

 平成4年6月19日「国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律」が施行され、陸上自衛隊は、国連の平和維持活動としての新たな任務が付与されました。

・国連南スーダン共和国ミッション(UNMISS)

 平成23年7月9日、平和と安全の定着及び南スーダン発展のための環境構築支援を目的として設立され、陸自施設部隊の派遣が要請された。師団は、第5次要員(平成25年)に3名、第9次要員(平成27年)に約350名の隊員を派遣し、避難民保護区域の敷地造成、整備、給水活動や医療活動、国連施設内外の道路整備等の活動を実施した。

・ハイチ派遣国際救援隊

 平成22年1月13日に中米のハイチ共和国において大地震が発生。陸上自衛隊の施設部隊が、首都ポルトープランスを中心に派遣された。師団は平成24年8月から第7次要員として約300名の隊員を派遣し、がれきの除去、整地、道路補修、軽易な施設建設及び施設器材の操作教育と整備教育等の業務を実施した。

・ゴラン高原国際平和協力業務(UNDOF)

 シリア・アラブ共和国南西部のゴラン高原に展開する国際連合兵力引き離し監視隊(UNDOF)に、平成8年2月から活動しております。師団は第5次派遣隊(平成10年)に3名、第14次派遣隊(平成14年)に31名、第32次派遣隊(平成23年)に36名の隊員を派遣しました。
 主に日常生活物資等の輸送及び補給品倉庫における物資の保管、道路等の補修、重機材等の整備などの活動を実施しました。

・東チモール国際平和協力業務(UNMISET)

 東ティモールPKOは、陸上自衛隊が参加した国連平和維持活動の中で最大の人員規模であり、また、初めて女性自衛官が派遣されました。
 師団は第3次派遣隊(平成15年)に約120名の隊員を派遣し、道路・橋梁等の補修に加え、民生支援及び現地の住民との活発な交流により、東チモール民主共和国の新たな国づくりに貢献しました。

・カンボジア国連平和維持活動(UNTAC)

 平成4年9月、国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)に第1次,2次合わせて約1200人の隊員が派遣されました。
 師団は第1次派遣隊に43名の隊員を派遣しました。
 主に道路、橋等の建設、国連カンボディア暫定機構構成部門等に対する給油・給水等の活動を実施しました。

- 国際緊急援助活動 -

・インドネシア国際緊急医療援助隊

 平成18年5月27日早朝、インドネシア・ジャワ島を襲ったM6.3の直下型地震で数千名の死傷者が発生した。インドネシア政府からの医療支援要請を受け、国際緊急援助隊法に基づく自衛隊の派遣が決定され、第10師団主体で編成された「インドネシア国際緊急医療援助隊」(隊長 上野1佐 第10後方支援連隊長)が6月1日と4日の両日に別れ出国、被害の大きかったジョグジャカルタ州において総勢149名による活動が開始された。
 活動期間は約3週間で、延べ3,759名の診察、1,683名に対する破傷風、麻疹等の予防接種、延べ約4,300平方メートルもの防疫活動を実施した。

・ホンデュラス国際緊急援助隊

 第10師団は、今世紀最大規模のハリケーン「ミッチ」が直撃した、中米ホンデュラス共和国への国際緊急援助隊の派遣という、陸上自衛隊の歴史に新たな1ページを飾る重要な任務を完遂しました。
 活動期間は平成10年11月18日から12月1日までの2週間で、高橋援助隊長以下80名の隊員が、医療活動では、診療した患者数延べ4,031名、防疫活動では薬剤散布地域延べ33,200m2の活動実績を挙げ国際社会に大きく貢献しました。

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