技術海上幹部・技術航空幹部
技術海上幹部・技術航空幹部とは
大学において、応募資格に定められた学部・専攻学科等を卒業後、関連する業務(勤務)経験のある人を対象に、その経験を活かし、装備品等の研究開発、維持整備、情報通信、心理、安全保障、薬剤及び看護に関する業務に従事する幹部自衛官を採用します。
募集要項
応募資格 | 技術海上幹部:大卒45歳未満の者、技術航空幹部:大卒45歳未満の者 ※詳細は採用案内をご確認ください。 |
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受付期間 | 令和2年4月17日(金)~6月26日(金) |
試験科目 | 筆記試験(一般教養及び小論文)、口述試験及び身体検査 |
試験日程 | 令和2年7月20日(月) |
合格発表 | 令和2年8月28日(金) |
入隊時期 | 令和2年10月以降 |
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応募から受験までの流れ
Step 4:受験・合格発表
技術海上幹部・技術航空幹部の試験は小論文、口述試験が行われます。
- 試験内容
- 筆記試験(一般教養及び小論文)
- 口述試験
- 身体検査
- 合格発表
- 地方協力本部への掲示及び本人宛通知(合格者のみ)
Step 5:入隊
記載なし
教育・研修
入隊後、海上自衛隊は、海上自衛隊幹部候補生学校(江田島)において、航空自衛隊は、航空自衛隊幹部候補生学校(奈良)において約2ヵ月間、幹部自衛官として必要な教育を受けます。
職域等
【将来の職務】
業務経験に応じて、海上自衛隊は主として艦船、航空機又は武器部門における職務に、航空自衛隊は主として気象、研究開発及び安全保障部門における職務に従事します。
区分 | 部門 | 業務 | 概要 |
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海 上 自 衛 隊 |
艦船・航空機・武器 | 技術行政 | 海上自衛隊の装備を近代化するための企画及び造船所等又は航空機会社等に対する技術的指導、監督、検査等 |
整備 | 艦船、航空機、武器等の改造、修理、部品の製造、維持管理 | ||
監督・検査 | 艦船、航空機、武器等の製造、改造及び修理の監督、検査 | ||
実験 | 製造計画実施の資料を得るための、艦船、航空機、武器等が計画どおりの性能を発揮することができるかどうかに関する各種実験及び技術的検討 | ||
研究開発 | 技術開発に必要な調査研究、艦船、航空機、武器等の重要な改善を行うための設計、試作品等の研究開発 | ||
情報通信 | 指導・監督 | 無線設備の操作、運用に関する技術指導及び監督、検査 | |
管理運用・研究開発 | ネットワークの管理運用、サイバーセキュリティの確保及びこれらに関する研究開発 | ||
安全保障 | 分析・研究 | 将来見積り及び情勢分析資料の作成 | |
語学 | 他国報道資料の翻訳、情報及び作戦分析、戦術研究 | ||
心理 | 心理行政 | 心理学に基づく海上自衛隊の施策に関する企画、指導及び監督 | |
相談 | 海上自衛隊の相談室・自衛隊病院等におけるカウンセリング、心理査定、惨事ストレスケア活動等 | ||
部隊及び家族支援 | 部隊へのメンタルヘルス講習、部隊関係者に対するコンサルテーション活動及び復帰支援等の実施 | ||
研究 | 心理に関する調査・研究(メンタルヘルス、ストレス、疲労等) | ||
区分 | 部門 | 業務 | 概要 |
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航 空 自 衛 隊 |
情報通信 | サイバーセキュリティ | サイバー関連業務等の企画、統制、指導及び監督等 |
研究開発 | 研究開発 | 航空装備品、電子装備品等の技術研究開発に必要な調査、研究、評価等、指導及び監督等 | |
衛生(看護) | 看護 | 自衛隊病院、医務室における看護、指導、監督及び衛生施策に関する企画、教育、指導、監督等 | |
衛生(心理) | 心理 | カウンセリング、心理査定、惨事ストレスケア活動及び心理学に基づく施策に関する企画、指導監督等 | 安全保障 | 研究開発 | 航空自衛隊を取り巻く安全保障環境や航空防衛力の整備・運用に関する調査研究、普及教育、指導及び監督等 |