仕事と生活について
陸上自衛隊に関する素朴な疑問を集め答えを用意してみました。
当初、陸上自衛官としての共通教育を受け、じ後、職種毎に専門分野に分かれ訓練を受けます。それ以降は様々な分野の教育訓練を受けることになります。
詳細はHP内の「教育訓練」を確認して下さい。
職員の給与は「防衛省の職員の給与等に関する法律」で規定され、職員の区分・階級・職務などに応じて支給されます。
階級・経験が同じであれば、各種手当てを除き、陸海空自衛隊の違いや性別による額の差はありません。
初任給は入隊した時の採用区分などによって異なりますが、例えば2等陸士の場合、月額15万9500円(平成25年3月現在)です。
賞与は年2回(6月、12月)、昇給は年1回あります。
健康保険や年金などの制度が整っている他、各種貯金、貸付、生活必需品の販売などを行い、駐屯地には食堂、売店、理容室などの施設を利用することができます。
他にも、防衛省共済組合直営の宿泊施設・野球場・テニスコート、提携している保養施設等を利用することができます。
また、全国の自衛隊病院や各駐屯地医務室において医療を受けることができます。
週休2日制、祝日や年末年始及び夏季の特別休暇、年24日の年次有給休暇がある他、育児休業等もあります。
休みの日は、個人・仲間・家族等でのんびり過ごしていることが多いようです。身体を動かすのが好きな人はスポーツやアウトドア、ドライブやバイクのツーリングを楽しんだり、読書等の趣味に講じている人も少なくありません
勤務内容によって、制服又は迷彩服に大別されます。その他、勤務の形態によって、他の服装の場合があります。
主に、教育期間や独身の陸曹・陸士は駐屯地内の隊舎に居住し、幹部は駐屯地外の官舎や自宅等に居住します。陸士には一部規定があるものの、陸曹・陸士も結婚などの事情により、駐屯地外に居住することが認められれば、官舎や自宅等から通勤できるようになる他、独身でも階級や特定の事情により、駐屯地外に居住することができます。
駐屯地内の隊舎に居住することを命ぜられている隊員については、宿舎費、食事、制服、作業服など身の回りの被服類、寝具なども支給・貸与されます。なお、支給される食事はしっかりとした管理のもと、栄養バランスを考えたメニューが出され、隊員の楽しみの一つにもなっています。
衛星回線を使っての電話やテレビ電話等のインターネットによる通信等により連絡を取り合っています。
また、陸上自衛隊はこのような海外派遣間の隊員家族に対する支援だけではなく、災害派遣等で隊員が長期間、任務のため不在にすることなどを踏まえ、平素から家族の理解と自衛隊との信頼関係を醸成し、隊員の留守を預かる家族が不安を抱いたりすることのないよう家族支援体制を整えています。
詳細は、HP内の「隊員家族の方々へ」を確認して下さい。
陸上自衛隊は、国際平和協力活動が本来任務化され、世界の様々な地域で活動してきました。また、国内においても、米陸軍及び米海兵隊とともに様々な共同訓練を実施しています。このような現状の中で、語学能力は必要な能力の一つです。
このため、小平学校(東京都小平市)で語学教育を行うほか、各方面隊などでも各種語学教育を行っています。その中でも特に英語課程は充実していますので、英語が得意であれば更なる向上ができ、不得意でもしっかり訓練できるシステムになっています。
陸上自衛隊は、訓練中の怪我などの対応のための安全管理を重視しています。訓練には衛生隊員やアンビと呼ばれる衛生車両(救急車)が同行することが多く、軽いケガであればその場で衛生隊員が処置します。
その場で処置できない場合は、部内外病院へ搬送します。
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