司令官紹介Message

第8代 中央即応集団司令官

陸将 小林 茂 こばやし しげる

司令官統率方針

即動必遂

中央即応集団創立10周年記念式典における司令官訓示

   本日、グラブスキー在日米陸軍副司令官、平間中央即応集団協力会会長をはじめ各座間協力会会長、歴代司令官のご臨席を賜り、中央即応集団創立10周年記念式典を挙行できますことは、隊員一同大きな慶びとするところであり、隊員を代表して厚く御礼申し上げます。

   中央即応集団は、国外においては陸上自衛隊の派遣部隊を指揮し、国内においては専門機能を有する部隊を各方面隊に提供する部隊として、平成19年3月に創設され、平成25年3月に司令部がここ座間駐屯地に移転して現在に至りました。

   この間、国外においては、南スーダン共和国をはじめとする国連平和維持活動、ネパール大地震に対する国際緊急援助活動等、延べ65個任務を遂行するとともに、国内においては、東日本大震災、熊本地震及び本年5月の東北における山林火災への災害派遣や伊勢・志摩サミット支援等、延べ28個任務を無事完遂してきました。これらの成果は、地域の皆様、在日米陸軍、協力諸団体の皆様の御協力と諸先輩の方々のご尽力の賜物であるとともに、中央即応集団各部隊の日々の努力、精進によるものであります。ご参列の皆様に改めて深く感謝申し上げるとともに、各部隊に所属する諸官を司令官として誇りに思います。

   さて、我が国周辺の情勢を見ますと、核実験や弾道ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮、尖閣諸島を含む東シナ海及び南シナ海において、力を背景とした現状変更を試みる中国、軍の近代化を進めるとともに、その活動を活発化しているロシア等、安全保障上の課題や不安定要因はより深刻化しています。

   一方、国内においては、首都直下地震や南海トラフ地震等の大規模震災や風水害への対応が大きな課題となっています。

   この厳しい情勢の中、陸上自衛隊は創設以来の大改革を行っており、中央即応集団もその大改革の一翼を担っています。陸上自衛隊としては、陸上総隊、教育訓練研究本部、水陸機動団等を新編することとなりますが、中央即応集団は陸上総隊新編の核となり、平成30年3月に、新たな体制をスタートします。

   我々は、現下の情勢に鑑み、現任務を着実に遂行しつつ、「即動必遂」の精神をもって、唯一無二の誇りと練度を維持し、感性を磨き、いつ何が起こっても迷わず直ちに任務遂行しうる態勢を確立しなければなりません。同時に、来年春の陸上総隊新編直後から十分に機能発揮できるよう、その準備を推進することも求められています。本日ご臨席いただきましたご来賓の皆様には、今後とも変わらぬ御理解御協力を賜りますようお願い申し上げます。

   結びにあたり、ご来賓の皆様の益々の御健勝を祈念いたしますとともに、中央即応集団が引き続き真に役立つ部隊としてあり続けることをお誓い申し上げ、式辞といたします。

平成29年5月26日
中央即応集団司令官 陸将 小林 茂

自衛隊歴

昭和59年 3月 第1特科連隊(駒門)
平成17年 7月 第9特科連隊長(岩手)
平成19年 3月 陸上幕僚監部人事部人事計画課長(市ヶ谷)
平成21年 3月 富士学校特科部長(富士)
平成22年 7月 陸上幕僚監部運用支援・情報部長(市ヶ谷)
平成24年 7月 第15旅団長(那覇)
平成26年 8月 第3師団長(千僧)
平成27年 8月 防衛大学校幹事
平成28年 7月 現 職(座間)

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